文談<Bun-Dan>
忙しい日常を離れて、ひととき本の世界へーー。
本サロンが目指すのは、ステイホーム時代ならではの、新しい出会いと学びのコミュニティです。
ミーティングアプリ(ZOOM)を使った、会員制のオンライン読書会。
全国どこからでも参加可能!
ただいま、1カ月分会費無料キャンペーン中!
※入会後「2カ月目」の会費が無料となります。
入会時、初月分のお支払いは発生しますのでご注意ください。
News
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2021.04.07
第一期会員募集スタート!(会期は2021年5月より)※限定15名

Message
一つの場に集まって、同じ作品について語り合う。ただそれだけなのに、なぜか新鮮な感動と驚きが生まれる--それが読書会の醍醐味です。
実際に、読書会に初めて参加してくれた方に感想を聞くと「こんなに面白いものとは思わなかった!」と言われることが少なくありません。
「肩書きや普段の立場を離れて、いろいろな人と話すのが純粋に面白い」
「十人いれば十人違う読み方があって、作品に対する見方が広がった」
「普段人見知りするタイプだが、作品という共通項があるので、気負わず話せる」
「家族や友人とも普段しないような、ちょっと深い話ができるのもいい」…
などなど、魅力を感じるポイントはさまざまですが、「本について語り合うこと」が、正解となる道すじがない、ある意味で“迷子”になる可能性すらある「ゴールが決められていない対話」であるところに、最大の面白さがあるようにも思います。
今回、夜間飛行が立ち上げるのは、そんな対話とともに本の魅力をより深く味わうためのサロンです。
「今を映す一冊の本」をテーマに、作品について、あるいは人生のあれこれについて、語り合ってみませんか?
こんな方、歓迎です!
日常の仕事や家庭を離れて
ほっとできる時間が欲しいさまざまなバックグラウンドの人と
交流したい好きな作品や作家について
語り合いたい!海外から気軽に参加できる
オンラインコミュニティを
探している普段読まないジャンルの読書に
チャレンジしてみたい仕事や創作のアイデアとなる
刺激を得られる場が欲しいステイホームしながら、
何か新しいことを始めたい

本サロンは「月額会費制」の読書会サロンです。
月額会費とサービス内容
月会費:4,950円(税込)
お支払い:クレジットカード支払い/銀行自動引落
- 月1回のオンライン読書会(ZOOM)に参加できます。
- ナビゲーターの課題本解説(15分程度)の動画をアーカイブ視聴できます。
- 会員限定のFacebookグループに参加できます(当日参加した人も、参加できなかった人も、スレッドに感想を書き込めます)
※サロン内有志グループ主催でのオンラインイベント開催、作品合評会、同人誌活動なども歓迎です。
スケジュール
- 第1回:5月13日(木)19:30~21:00
- 第2回:6月17日(木)19:30~21:00
- 第3回:7月15日(木)19:30~21:00
- 第4回:8月19日(木)19:30~21:00
- 第5回:9月16日(木)19:30~21:00
- 第6回:10月15日(金)19:30~21:00
- 第7回:11月18日(木)19:30~21:00
- 第8回:12月17日(金)19:30~21:00
※以降の日程はメンバーのみなさんにご連絡します。
参加方法
ミーティングアプリ(ZOOM)を使って、全国どこからでも参加できます。
課題本のお知らせ
課題作品は原則として25日前までに発表されます。
※メールとサイトで告知いたします。
選書基準は、以下の3つです。
- “今”を映している
- 読み終わった後、誰かと語りたくなる作品である
- なるべくさまざまなジャンルから選ぶ
※作品はできるだけ完読していただければと思います。開催直前に叩き台となる作品のレジュメをPDFでお送りしますので、参加の一助としてください。
- 5月の課題本:『旅する練習』乗代雄介(講談社)
- 6月の課題本:『食べることと出すこと』頭木弘樹(医学書院)
- 7月の課題本:『BUTTER』柚木麻子(新潮社)
- 8月の課題本:『この世界の片隅に』上・中・下 こうの史代(双葉社)
※9月以降の課題本は、変更される場合があります
- 9月の課題本・予定:『チョンキンマンションのボスは知っている アングラ経済の人類学』小川さやか(春秋社)
- 10月の課題本・予定:『城』フランツ・カフカ(新潮社、他)
- 11月の課題本・予定:『生物はなぜ死ぬのか』小林武彦(講談社)
- 12月の課題本・予定:『逆ソクラテス』伊坂 幸太郎(集英社)
8月の課題本:『この世界の片隅に』上・中・下 こうの史代(双葉社)
昭和19年に広島市・江波から呉に18歳で嫁いだ主人公すずが、戦時下の困難の中にあっても工夫を凝らして豊かに生きる姿を描いた作品。日常的な視点で2016年に片渕須直監督によって映画化され、全国的ヒットにもなった話題作!
~作品に登場する印象的なセリフ~
- 「大ごとじゃ思うとった あの頃は/大ごとじゃ思えた頃がなつかしいわ」(北条)
- 「誰でも、この世界でそうそう居場所はのうなりゃせんのよ」(リン)
- 「ほいでもなんで 知らんでええこととかどうかは、知ってしまうまで判らんのかね」(すず)
ナビゲーターコメント
スクリーントーンを使わない、やわらかなタッチの絵が魅力のこうの史代さんの名著です。課題本としては初のコミックですが、ぜひみなさんと感想を語り合ってみたいと思います。
全編を通して、生活の中で見過ごされがちな、小さな工夫の楽しさや、人間関係のすれ違い、くすっと笑ってしまうようなおかしみが、一つ一つ丁寧に描かれています。
読んだあとで「ああ、そうだったのか」という気づかされるような伏線や「これはどういう意味なのだろう?」と想像を喚起させるような描写も秀逸で、何度読んでも発見がある・繰り返し楽しめる作品です。
だんだんと戦争の影が色濃くなっていく中で、淡々と、それなりに幸せな日常が続いていく状況は、コロナ渦を生きる私たちの日常にも重なります。
みなさんは、どんなふうに読まれたでしょうか?
冒頭ではナビゲーターが簡単にプレゼンを行います。その後のトークでは、みなさんが、心ひかれた場面やセリフなどをシェアしつつ、自由に感想を語り合っていただければと思います。
サロンメンバー規約
- サロンの和を乱す等、運営サイドが不適切だと判断した場合、退会していただく可能性があります。あらかじめご了承ください。
- サロン内で知り得た情報に関し、外部に漏らすことは禁じます。万が一、抵触された場合は、退会していただく可能性があります。あらかじめご了承ください。
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ブックナビゲーター

福島奈美子
(ふくしま・なみこ)
編集者。編集制作会社で旅行・料理系実用書編集を経て2015年~夜間飛行。単行本、メルマガの編集やサロンの運営などを担当。東京で好きな街は西荻窪、清澄白河、柴又。20代で挫折した古典を腰を据えて読み直したいと思っているアラフォーです。2020年~2021年、石田衣良「もっとも危ない読書会」を運営。本サロンでは、ブックナビゲーターとしてみなさんのサポートをさせていただきます。