くせ字愛好家と学ぶオンライン書道教室
筆とデザイン

初心者歓迎

もう一度「書道」をやってみたい、でもできればとことん「楽しく」学びたい!そんなあなたに。

News

  • 2022.03.08

    【重要なお知らせ】「筆とデザイン」は2022年3月末日を持ちまして、休会させていただくこととなりました。
    新規のご入会は2022年3月11日をもって停止とさせていただきます。


  • 2021.10.01

    第一期会員募集スタート!(会期は2021年10月より)※限定30名

古典を学ぶだけでは味わえない、
楽しい「書」ワールドがここに!

ふとしたときに、人前で素敵な文字を書けると嬉しいですよね。
デジタルコミュニケーション全盛の時代だからこそ、いざというときに「筆で字が書ける」大人は、憧れの対象でもあります。

しかし、習い事としての「書道」は、なんとなく小学校の授業のイメージから、かたくるしい、難しい、などのイメージを抱いて遠ざかっていた人も多いのではないでしょうか。

そんな人にこそ受けてほしいのが、この講座です。

お手本とするのは、いわゆる古典だけではなく長く愛されるパッケージのロゴなど、身近なもの。

どんな技法で「かっこいい字」「素敵な字」「印象的な字」が作られているのか。講師が実際に書きながら、解説していきます。

「筆で書くこと」が苦手だったあなたも、この教室なら、きっと自由にのびのびと書けるようになるはずです!

夜間飛行 運営スタッフ

こんな方歓迎です こんな方歓迎です
筆とデザインイメージ画像

本サロンは「月額会費制」のオンライン書道教室です。

月額会費とサービス内容

  • 月会費: 6,600円(税込)
    お支払い方法:クレジットカード/銀行自動引落し
    詳しくは、ご案内のメールをご覧ください。
  • サービス内容:毎月1回、オンライン講座に参加できます。
    開催は第2火曜日(19時30分〜21時)を予定しています。

    *月により変更される場合があります。また、10月、11月は10/22(金)、11/19(金)の開催となりますのでご注意ください。
    *講座はZOOMにて開催されます。自宅のパソコンなどから参加していただきます。専用ページより収録動画も視聴できますので、都合が悪く参加できない場合も、ご安心ください。
    Zoom入室方法は、ご入会後にメールにてご案内いたします。
  • 定員:30名(定員に達した地点で受付けを締切ります)
  • 講座内容
    60分 毎月の課題に沿っての講義、添削指導
    30分 質疑応答、文字や書にまつわる豆知識紹介

    毎回、あらかじめお伝えした課題について、提出された作品について添削を行いながら、詳しく書き方についてのアドバイスを行います。講義では、毎月の課題に関連して王羲之や欧陽詢といった古典なども取り上げつつ、幅広く筆文字についてお話しする予定です。

スケジュール

  • 2021年10月22日(金)19:30〜21:00 「金鳥の渦巻」*下記ご参照ください
  • 2021年11月19日(金)19:30〜21:00「龍角散」(予定)
  • 2021年12月14日(火)19:30〜21:00
  • 2022年1月11日  (火)19:30〜21:00
  • 2022年2月8日    (火)19:30〜21:00
  • 2022年3月15日  (火)19:30〜21:00
  • 2022年4月12日  (火)19:30〜21:00

※以降の日程はメンバーのみなさんにご連絡します。


参加方法

ミーティングアプリ(ZOOM)を使って、全国どこからでも参加できます。

課題と提出方法

課題作品は25日前までにお知らせします。

10月の課題作品「金鳥の渦巻」

蚊取り線香でおなじみの美しい楷書にチャレンジ

※初回は主に講義(アーカイブ視聴可)、作品の提出期限は11月15日(月)です。道具の準備が間に合わない方もご安心ください。道具が揃っていてリアルタイム参加ができる方は、その場で上記課題を書きながらご質問いただくことも可能です。

(注)動画内では小筆を使っていますが、講義では大筆を使います。

講師コメント

おそらくみなさんご存知の、蚊取り線香のパッケージ。赤・青・金、色とりどりな中にニワトリと菊の絵…とても美しいデザインです。そしてそこによくなじんだ「金鳥の渦巻」の麗しい筆文字。デザイン処理したところも見られますが、全体的には小学校の書写で習うようなオーソドックスな楷書です。まずは「金」の文字にもある横線「一」から始めましょう。「金」「金鳥」が書ければ上出来です。チャレンジしてみたい方は「金鳥の渦巻」までどうぞ。

自由課題の部

希望者は、好きな・書きたい字(一文字)を書いてきてください。「どのように書きたかったか」「書いてみてどうだったか」という一言とともにお伝えいただければ、講師からコメントやアドバイスなどをさせていただきます。こちらも、講座内で適宜共有する場合がありますことをご了承ください。

不定期・もじトークの部

「街の看板の文字」「有名人の字」など、広い視点で「文字の面白さ」について取り上げます。会員同士の語り合いの場にもできればと思います。

課題提出の方法

  • 1.事前に講師から課題の「お手本」をPDFで送りします。「お手本」はPCやスマートフォン、タブレットなどで表示させて練習していただけますが、ご自宅やコンビニエンスストアなどでの印刷が可能な方は、印刷するとより練習がしやすいかと思います。
  • 2.作品は、講座日の3日前までにメールでご提出いただきます。スマートフォンなどで撮影した画像(形式はjpg)でご提出ください。なお、スキャンが可能な方は、pdfでももちろん大丈夫です。

ご用意いただくもの

添削希望の方で書道道具をお持ちでない方は、下記をご用意いただければ幸いです。ただし、作品提出は必須ではございませんので、「講義だけ聞きたい」という方ももちろんOKです。

・太筆(4〜5号)、文鎮、下敷き、墨液、半紙

  • *筆使いや道具選びなどについて、質問があれば事前にご質問ください。講座中にできる限り、お答えいたします。
  • *取り上げて欲しい「課題」がありましたらお送りください。必ずしもご要望にはお答えできませんが、適宜取り上げさせていただきます。

サロンメンバー規約

  • サロンの和を乱す等、運営サイドが不適切だと判断した場合、退会していただく可能性があります。あらかじめご了承ください。
  • サロン内で知り得た情報に関し、外部に漏らすことは禁じます。万が一、抵触された場合は、退会していただく可能性があります。あらかじめご了承ください。
  • ネットワークビジネス等の紹介、勧誘を行った場合は、退会していただく可能性があります。あらかじめご了承ください。

講師プロフィール

井原奈津子

井原奈津子
(いはら・なつこ)

神奈川県生まれ。1997年、多摩美術大学卒業。卒業後、主にエディトリアルデザインに携わる。2010年、書道師範を取得。2014年より鎌倉市にて書道教室を開講。毛筆ロゴなどの筆耕も行なっている。また、「くせ字愛好家」として、「ニノさん」「マツコの知らない世界」「モヤモヤさまぁ~ず2」「手書き倶楽部」など、TVにも出演。稲川淳二やレディ・ガガ、王羲之などの古典から道ばたで拾った文字まで、およそ30年に渡り収集した「手書き文字」の魅力を紹介した『美しい日本のくせ字』を出版(2017年)。Youtubeチャンネルはこちら

美しい日本のくせ字

書籍:美しい日本のくせ字


講師メッセージ

はじめまして、書道講師の井原奈津子と申します。

私は昔、長らく習字教室に通っていましたが、雨の日などに「行くのが面倒だ」と思うことはあっても、習字自体を嫌だと思ったことはありませんでした。私は「字を書くこと」が好きだったんだなと思います。

ピアノでも、ジョギングでも、プラモデル作りでも「自分の好きなこと」を日々の生活に取り入れることで、どこか心がととのって、疲れたときでも自分らしさを取り戻せる……。そんなことってありますよね。

「普段の字をきれいにしたいから」「書で何かを表現したいから」最初は、そんな理由で始めた人も、書いているうちに、書くことが呼吸のようになって、はまってしまう人も多いようです。

ただ書くことに集中している時間が「その人自身」をつくっていく。
ちょっと大げさかもしれませんが、普段、向き合っている生徒さんたちを振り返ってみると、そんなふうにも感じます。

さて、この教室では、書道をより身近に感じてもらうために、みなさんにとってなじみのある日常的な「書」を課題作品として取り上げます。

表札、教訓カレンダー、映画のタイトル……書の「名人」の書いたお手本は、そこかしこに転がっています。同時に、何千年も前の人たちが「これぞ美しい」と現代に遺した古典にも触れていきたいと思います。

添削希望者には、お手本を元に「臨書」をしてもらいますが、いわゆる「お手本通りに書く」ことに、ちょっとした苦手意識を持っている方もいるかもしれません。

「臨書(古典などの手本を見て書くこと)」は、書道においての大切な練習方法ですが、創作や技術を磨くためだけの手段にすぎないかというと、そんなことはありません。

私は、臨書は、それ自体がとても楽しくて奥が深いものだと思っています。

どんな達人でもまったく同じに書けるということはなく、似せたつもりでも、どこかにその人らしさが出てしまう。体調や感情の、わずかな違いによっても左右される。

それくらい、字は繊細で奥深いものです。

そして、実際に書いてみると、見ていただけではわからなかったことに気づきます。

「この線は、筆をこう動かすと書けるんだな」
「ここが短いとマヌケな感じになるな」……。

そんな気づきが、ほかの字を見たときの発見にもつながり、書くときの楽しみもどんどん深まっていきます。そうした積み重ねは「自分の字」への探求などにも、つながっていくでしょう。

字を「マネる」ことの面白さ、「マネ」だけど得られる充実感と余韻。

この講座は、そんな書道の、素朴な、しかし奥深い魅力を感じられるような場所にしたいと思います。

ぜひ参加をお待ちしております!