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[第1回]
日時:11月18日(月)18時30分~20時30分 会場:都内会議室
ゲスト:曽我部真裕(京都大学大学院法学研究科教授)
概要:「デジタル時代における情報空間と政府の関与の在り方」について
・デジタル情報空間の現状と課題
・望ましい情報空間の要素と実現のための制度設計
・パブリックサービスメディア(PSM)の構想と意義
・プラットフォーム規制の在り方
・表現の自由と政府関与のバランス
・既存メディアの信頼性維持と新たな情報発信主体の台頭
etc.
[第2回]
日時:12月10日(火)18時30分~20時30分 会場:都内会議室
ゲスト:松田馨(選挙プランナー)、湯淺墾道(明治大学教授)
概要:「公職選挙法は、これからどうあるべきか」について
・兵庫県知事選挙で起きたことについての解説
・公職選挙法についての解説
・ネットの普及状況や有権者の情報収集経路を考えると、現在の公職選挙法は修正を入れたほうが良いのかどうか。修正を入れるとすれば、どのような内容になるのだろうか。
etc.
[第3回]
日時:1月28日(火)18時30分~20時30分 会場:都内会議室
ゲスト:中井秀範(日本音楽事業者協会専務理事)
概要:「文化資産と生成AI」について
・生成AIの発展と現在の利用状況
・どのような教師データをもとに成果物が生み出されているか
・演芸、ドラマ、歌番組…さまざまな過去作品のデジタル化の影響
・文化資産の適切な保護・利用についてどのように考えていけばいいのか
・etc.
[第4回]
日時:2月28日(金)18時30分~20時30分 会場:都内会議室
ゲスト:松本隆(株式会社DeNA IT本部セキュリティ部、厚生労働省社会保障審議会臨時委員)
中﨑隆(株式会社bitFlyer法務部部長、弁護士)
概要:ネットを使った金融犯罪最前線とその対策
・現在、暗号資産はマネロンにどのように使われているのか
・「個人間送金サービス」は今後も伸びていくと思われるが、金融犯罪の視点から、国としては、どのような監督や規制が必要と考えられるか
・個人情報保護と金融犯罪対策は、どのようなバランスで行われるべきか
・「実質的支配者の把握」は現実的に可能なのか
・海外における金融犯罪対策と日本の金融犯罪対策の歩調は合っているのか
・etc.
[第5回]
日時:3月27日(木)18時30分~20時30分 会場:都内会議室
ゲスト:白石忠志(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
概要:「プラットフォーム事業者と競争法」について
・現在のネットサービスの状況におけるプラットフォーム事業者の責任
・ネットサービスのグローバル化と法的な対応の難しさ
・「消費者保護」「適切な競争環境の創出」のために何ができるのか
・プラットフォーム事業者に規制や責任を加える場合、どのようなロジックがありうるか
・etc.
[第6回]
日時:4月23日(水)18時30分~20時30分 会場:都内会議室
ゲスト:曽我部真裕氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
概要:「デジタル立憲主義」について
驚異的なスピードで発展を続けるAI技術に代表されるように、情報空間は、この数年で大きく様変わりをしている。
グローバルプラットフォームによる情報統制・市場支配のリスクや、デジタル技術の発展が民主主義や個人の権利に与える影響は間違いなく大きいが、では実際に、どのようなロジックと具体的な手順を踏めば、デジタル社会における「立憲主義」の再構築を図れるか。
個別の具体的な事案を挙げつつ、分析・議論をする。
[第7回]
日時:5月19日(月)18時30分~20時30分 会場:都内会議室
概要:デジタル空間と現代日本のルール設定問題についてーコロキウム第1回〜第6回の議論を深掘りする回
第1回〜第6回取り上げてきたそれぞれの議論を深掘りし、さらには互いに結びつけ、現代の日本社会の問題を「情報」の観点から解きほぐしていく。
[第8回]
日時:6月30日(月)18時30分~20時30分 会場:都内会議室
ゲスト:西田亮介氏(社会学者、日本大学教授)
概要:「SNS時代の公職選挙法」
多くの国民がSNSに触れるようになった今、政治家と有権者のコミュニケーションにも変化が起きている。
しかし、現在の「公職選挙法」は、時代の変化に対応しているものとは言えない。実際に公職選挙法を時代に適したものに改正するとすれば、どのようなものになるか。
[第9回]
日時:7月29日(火)18時30分~20時30分 会場:都内会議室
ゲスト:古田大輔氏(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
概要:「ファクトチェックの最前線」について
多くの国民がSNSに触れるようになった今、各国民はさまざまな情報を発信し、さまざまな情報を受信している。そうした情報の中には、あきらかに「問題の含まれるもの」も多い。
しかし、現在において、プラットフォーム各社の対応も追いついていないし、法律的な整備も追いついていないように見える。
今、現在、情報の流通は、どのような問題を抱えているのか。
今、現在、どのような対応が取られているのか。もし、そうした対応が不十分であるとすれば、それはどのようなことが原因なのか。もし、法律的な整備をするとすれば、どのような点に留意すべきだと考えられるか。
[第10回]
日時:9月11日(火)18時30分~20時30分 会場:都内会議室
ゲスト:長澤秀行氏(BI.GARAGE コンテンツメディアコンソーシアム事務局長)
概要:「詐欺広告の現状とプラットフォーム事業者の責任問題」
「なりすまし広告」「悪質な誘導広告」など、デジタル技術の発展によって、詐欺広告も多様化し、中には悪質性を増しているものもある。そうした広告を掲載するプラットフォーム事業者に管理・削除等の責任を持たせるとして、行き過ぎた管理や検閲問題など、バランスを取るのは簡単ではない。
法律的観点、技術的観点、行政的な観点など多角的に検討する。
[第11回]
日時:10月29日(水)18時30分~20時30分 会場:都内会議室
ゲスト:入江武彦氏(シンエイ動画株式会社顧問/著作権コンサルタント)
概要:「アニメ制作業界が世界で戦うために本当に必要な政策と支援について」
生成AIの急速な進化は、創作の方法を大きく変えつつあります。それに伴い、「著作権」のあり方についても、検討すべきことが増えています。
アニメ・映画・テレビ・YouTubeなど、映像コンテンツの最新の現場動向を押さえつつ、法・倫理・ビジネス・創作の各視点から、AI時代の著作権の再設計と、クリエイティブ産業の未来像を探ります。