超一流のアスリートのパフォーマンスは、見ていてハッとさせられるほど美しい。しかしその運動の本質は、決して表面の形(フォーム)には現れないーー。
かつて、卓球王国日本と言われた時代に、日本をけん引した元世界王者、山中教子。このテキストシリーズは、身体運動や指導、上達に関わる山中の思考のエッセンスをまとめています。
この第1集では、スポーツを、表面的な「技術」や「フォーム」ではなく、その根本にある「運動」の質を磨いていくことについて解説しています。
卓球プレイヤーや指導者はもちろん、あらゆる分野の競技者、パフォーマー、指導者必携です。
山中教子 著
A5判・94ページ
定価1210円(1100円+税)
2025年1月15日刊行
ISBN:978-4-906790-48-7
C2075
山中教子 Yamanaka Noriko
1963年第27回世界選手権団体優勝(プラハ大会)。1964・66 年全日本選手権シングルス優勝。1967年第29 回世界選手権団体・混合複優勝(ストックホルム大会)。1990年株式会社「球貴(TAKA)」設立。代表取締役社長。
1999年、グリップが手のひらに自然になじみ余分な力を入れず、軽やかにパワフルに打てるように開発されたオリジナル卓球ラケットである「テナリーラケット」(日本卓球(株)開発・販売。2000 年度グッドデザイン賞受賞)を開発。2003 年2月、卓球の身体運動についての「ARP(アープ)理論」を発表。以後、小学生から大学生、社会人、選手から一般愛好家までを対象に、ARP理論を元に卓球や身体理論を指導している。