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奏でる身体2

―心の音をそのままに―

甲野善紀(武術研究者)

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白川真理(フルート奏者・音楽家)

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阪口豊(電気通信大教授・脳研究者)



司会:佐藤大成(ライター)


2014月3月13日(木)

18:30 開場 19:00 スタート(21:00終了予定)


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あらゆる「音」は「身体」から生み出される――武術研究者・音楽家・脳研究者の鼎談、待望の第2弾!

フルート奏者の白川真理氏が「音楽家のための身体操法講座をお願いしたい」と武術研究者・甲野善紀氏に依頼したのは2003年のこと。以来足掛け10年、50回以上に渡って開催されてきた「甲野善紀音楽家講座」には毎回多くの有名・無名音楽家やアーティストが訪れ、武術的身体運用や考え方を、それぞれの楽器演奏に取り入れている。

ピアノ、フルート、ギター、声楽……あらゆる音楽・楽器演奏は生身の人間の「身体」によって行われる。音楽家講座を訪れる音楽家たちは、武術にどのような能性を見たのか? それは楽器演奏、ひいては音楽、アートにどのような影響を与えうるのか?

武術研究者の甲野善紀氏、音楽家講座を主催し、武術的身体運用を積極的に演奏に取り入れてきた白川真理氏、そして2人の実践をテーマに、ヒトの感覚・運動制御の情報処理メカニズム研究を行う脳研究者・阪口豊氏の3者が「音」と「身体」にまつわる、人間の可能性に迫る。

音楽家や武術に関心を持つ人はもちろん、アートや人間存在の可能性に興味を持つすべての方々、必聴のイベントです!



【日 時】 2014月3月13日(木) 19:00~21:00(開場は18:30より)
【料 金】 メールマガジン『風の先、風の跡』購読者3000円 一般3500円
【定 員】 100人
【場 所】 鶴見区民文化センター「サルビアホール」3F音楽ホール
〒230-0051 横浜市鶴見区鶴見中央1-31-2 シークレイン内
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※会場はお借りしているだけです。講座の内容につきましては白川( e-nonaka@mvi.biglobe.ne.jp )までお問い合わせください。
※定員になり次第締め切ります。

主催:夜間飛行

【協賛】
アルソ出版
http://www.alsoj.net/store/




甲野善紀(こうの・よしのり)
1949年東京生まれ。武術研究家。武術を通じて「人間にとっての自然」を探求しようと、78年に松聲館道場を起こし、技と術理を研究。99年頃からは武術に限らず、さまざまなスポーツへの応用に成果を得る。介護や楽器演奏、教育などの分野からの関心も高い。著書『剣の精神誌』『古武術からの発想』、共著『身体から革命を起こす』など多数。

甲野善紀メールマガジン『風の先、風の跡』

白川真理(しらかわ・まり)
フルート奏者。武蔵野音楽大学卒業。青木明、佐伯隆夫、R.コバーチュ、S.フィンダ諸氏に師事。1年半ミュンヘンにてM.ヘンケル女史の下研鑽を積む。フルート界重鎮・川崎優氏率いる日本初の女性のみのプロフルートアンサンブル「ムジカフィオーレ」の主要メンバーとして活動。2000年よりヴィンテージフルート・初代「ルイロット」の名手・植村泰一氏に師事し現在に至る(自身も2005年より1911年製・五代目制作によるヴィンテージフルート・銀の「ルイ・ロット」を愛器として使用)。
2003年より古武術家・甲野善紀氏のもと、その術理を楽器演奏に応用する研究に取り組む。隔月に甲野氏による音楽家のための講座「音楽家講座」を主催。自らも音教楽器たまプラーザ店にて「古武術に学ぶ楽器奏法」の定期講座(月2回)を開催。フルートのみならず、様々な楽器奏者・声楽家等に独自の提言を行っている。
2003年、1stアルバム『セレナーデ~flow~』、2012年、2ndアルバム「無伴奏フルート作品の夕べ~銀のロットと共に~」を発売(共にアルソより発行)。「第16回日本フルートコンヴェンション2013in高松」にて講習会を開催。アルソ出版社の専門誌「ザ・フルート」にて『古武術に学ぶフルート』連載中。同社より古武術奏法解説付きのフルート編曲譜『シャコンヌ/バッハ』を出版。



阪口豊(さかぐち・ゆたか)
電気通信大学教授。専門はヒトの感覚・運動制御の情報処理メカニズム。身体運動の協調構造(シナジー)について模索する過程で甲野善紀氏の著書に出会い、その理論や哲学に強く惹かれる。白川真理氏主催の音楽家講座で初めて甲野氏の技に触れて以来、身体操作の原理やメカニズムについて甲野氏の動きの計測・解析や白川氏、中島章夫氏の講座や議論、また、自身の試行錯誤を通じて探求している。武術に関しては全くの素人。音楽に関しては幼少期にピアノを習っていたほか、大学生時代に合唱団に所属。一昨年より趣味と実益(研究題材として)をかねてヴァイオリンを習い始める。