トップ 書籍一覧 メルマガ一覧 ご利用ガイド サロン・通信講座

「英語」について考えてみよう

京都大学の英語の入試問題を見ると、英文和訳と和文英訳の問題しかあり
ません。それはそれで一つの見識だと思います。日本人にとって、英語は
「翻訳するもの」でした。外国の文化・学問を輸入して、それを翻訳した
のち、国内に発信する。これが大学の大きな役割でしたから。

ところが今は、学問にしても、ビジネスにしても、スピードが速まってい
て、そうした手順を踏んでいては世界に追いつけなくなっています。英語
で読んで、英語で理解し、英語で発信する。こうした直接性が求められる
時代になってきた。

英語の上手下手は重要な問題ではありません。内容のあることを英語で
発信する。それこそが大事なことなのです。そういう意味で前回の掲示板は
本当に素晴らしかったと思います。

こうした時代において、みなさんは英語をどのようなものとして捉えてい
るのか。あるいは、もしあなたが英語について苦手意識があるとしたら、
どこに苦しんでいるのか。どんなきっかけで苦手になってしまったのか。
体験談でも思想的なものでもよいので、英語について今考えていることを
書きこんでいただいて、議論につなげていただきたいと思います。

NO.11   locomoco 2011/06/14 13:40:52 合計 0pt.

trasqueさん、「パスポート」の件、コメントありがとうございます。私は英語が必要なパスポートであると思う一方で、パスポートでしかないとも思います。やはり言葉は伝えるべき内容が第一で、それをどんな風に伝えるかは二番目だと思うのです。ですから、trasqueさんのように、すでに伝えるべき「想い」があるというのは大きなアドバンテージだと思います。
私もorcamieさんのおっしゃるように、日本以外の非英語ネイティブの方が、英語を自由に使っていると思うことがあります。それは「どう言うかよりも何を言うかが重要」ということを皆さん分かっているから、たとえ英語がつたなくても堂々としているのではないでしょうか。

大人になった今から中学生のように単語を暗記するのはやはり大変です…まずは英語で自分の知りたい情報に触れて(全部理解できなくてもいいと思います)、言いたいことを言ってみる(簡単なことからでも!)ことが大切だし、その方が楽しいのだと、皆さんの書き込みをみていて気づきました。