組織と個人のあるべき関係とは?
「組織の一人」として働くことと、「一人の人間」として働くことの間に
葛藤がある人は多いと思います。今、原発の復旧作業にあたっている東京
電力の社員もそうでしょう。このことは、正社員と非正規社員の問題にも、
就職活動の問題にも、つながるように思います。組織はどうしても必要な
もので、組織のない社会など考えられません。でも一方で、組織が個人の
自由を奪ってしまうことは事実ですし、日本ではとくにそれが目立ってい
ます。これを機に、組織と個人のあるべき関係について、もう一度考え直
してみませんか?
この掲示板がスタートして丸1日。
メルマガ担当者様の投稿以外表示されていないのは、投稿が無いということですね…。
茂木さんのメルマガの掲示板。
若い人たちがどんどん書き込みをして、熱い議論が展開されるのだろうな。そうしたら、もう若くはないけれど、時々参加させていただこう。と思っていました。
が、書き込みが無いのですね、丸1日。
茂木さんご提案の「私塾」としての掲示板に、丸1日書き込みがない。というこの事態は、今の日本の個人と組織の関係を物語っているのではないかと、少し背筋が寒くなるような危機感を感じ、いつも無鉄砲に書き込みをしてKYだと笑われたり(実際本名のイニシャルはK.Y.)、おばさん的だと白い目で見られたり(実際アラフォー)することを省みず、投稿させていただこうと思います。しかもあえて、挑戦的に。
この事態(丸1日投稿がない)は、このメルマガを購読している人がどのくらいいて、どんな人で、どんな価値観を持っている人たちなのか…がわからないから、自分の立ち位置を決められない…という「恐怖感」から来ているのではないかと感じたのです。
メルマガ001「なぜ日本人はiPhoneを作れないのか」の中で語られているように、今の日本は、肩書きも所属もない「ただの自分」として地に足をつけて発言できる個人が、回遊できる社会ではないという事を、ここに見てしまった気がするのです。
「ここ」は自由な空間なのだから、本当の自分を見つけるために、飛び込んでみたらいいと思う。
自立した個人が、自分の言葉で主張し合うのは、自分の言いたいことだけを好き勝手に言い合うのとは違うはず。
ぶつかり合い、触発しあっていく事で、つながりが生まれ、絆が強まり、柔軟で強固な組織ができあがっていくはず。
ぶつかり合い、離れていく人だっていて当たり前。でもその人たちとつながっていないわけではない。
それぞれが自立した「自分」を持っていれば、いろいろな人がいて、いろいろな組織があることなんか、怖くない。むしろ、次の出会いを楽しみにできるようになると思う。
正しいか正しくないかなんて、動いてみなければわからない。失敗かどうかだって、今はわからない。
死ぬときになったらわかるのかな。そのときにもわからないのかな。
自分を掴んで、人とつながり、命を大切に生きていけたら、たぶん、満足のいく人生だったなって死ぬときに思えるのではないかな…、それは、自分が属した組織にとってもそう悪い結果ではないのではないかな…と思い、いつも自分らしく生きていこうと努力しています。
おばさん(笑)は、打たれ強いので、どんどんぶつかってきてほしいなぁ。