あなたにとっての「古典」とは何ですか?
先日、『隅田川』という能を観て林望さんとお話しする機会がありました。この『隅田川』は室町時代に作られた作品ですが、いまだに多くの人を惹きつけています。また林望さんは『源氏物語』の現代語訳もしているのですが、その『源氏物語』は千年以上読み継がれている。
最近、僕は「日本は変わらなくちゃ」「英語を使ってグローバリズムに適応しないと!」といったことをずっと言い続けてきました。それで「変わらなくちゃ」というメッセージが強くなり過ぎてしまい、「変わるものだけが生き延びる」という一種の強迫観念として受け取ってしまった人もいたかと思います。
この辺りで、ちょっと一度立ち止まって、時間が経っても変わらない古典的なものとは何なのか、考えて直してみるのも必要なことのように感じました。激動の時代だからこそ、「変らなくちゃ」だけではなくて、「変らないもの」の価値も見直したい。
あなたにとっての「古典」とは何ですか? あなたにとって時間が経っても変わらない価値とは何でしょうか? 本でもいいですし、映画でもいいですし、大切な友人でもいい。みなさん、自分の「古典」を持ち寄って語り合ってみましょう!
最近、僕は「日本は変わらなくちゃ」「英語を使ってグローバリズムに適応しないと!」といったことをずっと言い続けてきました。それで「変わらなくちゃ」というメッセージが強くなり過ぎてしまい、「変わるものだけが生き延びる」という一種の強迫観念として受け取ってしまった人もいたかと思います。
この辺りで、ちょっと一度立ち止まって、時間が経っても変わらない古典的なものとは何なのか、考えて直してみるのも必要なことのように感じました。激動の時代だからこそ、「変らなくちゃ」だけではなくて、「変らないもの」の価値も見直したい。
あなたにとっての「古典」とは何ですか? あなたにとって時間が経っても変わらない価値とは何でしょうか? 本でもいいですし、映画でもいいですし、大切な友人でもいい。みなさん、自分の「古典」を持ち寄って語り合ってみましょう!
NO.10 yamadaswitch さんの ブッダの教え、とても興味深く読みました。
そして、最近の人ではあるけれど、私の好きなアントニー・デ・メロ氏の教えに似ているな、と思いました。
アントニー・デ・メロ氏(インド人のカトリック司祭)司祭や修道士の霊的指導者でしたが、アジアの宗教、世界のあらゆる宗教に心が開かれていたようでした。
その考え方の中心は「気づき」です。
まるで空に浮かぶ雲を眺めるように、自分自身の心の動きを見つめる。その時大切なのは、いい、悪い、といった評価をしないこと。
他人を罪に定めないことと同じように、自らを「裁かない」ことは、とても大切で、そうすることによって、初めて、自分が生まれた時からこれまでに身に付けてきた先入観や、固定観念に気づけるという考え方です。気づきがあれば、今、ここ、の瞬間瞬間で本当になすべきことがわかる、という考え方です。
これはブッダの「よく見ろ」と似ていると思いました。
ブッダと同じように、たとえ話をたくさん書いています。
神は、ある人を、人を導く師にしようと定められると、その人に寓話を送ってくださる、と書いています。
アントニー・デ・メロの本は、私にとっての古典と言ってもいいかもしれない、と思いました。
NO.11 motakeen さんの古典”ALL I REALLY NEED TO KNOW I LEARNED IN KINDERGARTEN" も興味深かったです。
本質的なことはとてもシンプルで、子どもも理解できる言葉で表現できるのだろうな、と思います。