「学歴」とは何だろうか
「学歴」とは何だろうか、ということについてみなさんのご意見をうかがいたいと思います。「学歴社会」が崩壊したとはいいながら、大手企業の中ではその採用において事実上の「指定校」制度をとっているところもあると聞きます。
はたして、18歳の時の入試の成績が、そんなに重要なのか。学歴は、それを持つ者にとっても、持たないものにとっても、やっかいな存在です。さまざまなコンプレックスの原因にもなる。情報ビッグバンで、多くの人が自由に情報にアクセスできる時代に、本当に「学歴」は必要なのでしょうか? みなさんのご意見をお聞かせください。
はたして、18歳の時の入試の成績が、そんなに重要なのか。学歴は、それを持つ者にとっても、持たないものにとっても、やっかいな存在です。さまざまなコンプレックスの原因にもなる。情報ビッグバンで、多くの人が自由に情報にアクセスできる時代に、本当に「学歴」は必要なのでしょうか? みなさんのご意見をお聞かせください。
No8. mayugeさん
確かに、茂木さんの書籍には日本人の誰が見ても引けを取らない学歴が書かれています。そして消費者の中にはその学歴で判断して、書籍に書かれている内容は確かであると思い買う人もいるでしょう。私もその中の1人でした。
しかし、それはまさしく我々が学歴社会の中で生きている功罪であると思います。書籍を数ページ読んである程度の内容の質を判断するのではなく、学歴で購入を決めてしまうことが思考停止になっているのです。
東京大学を卒業していない人でも素晴らしい文章を書く人はいっぱいいます。例えば、中卒のdankogaiさんとかです。学歴で判断する人は、中卒ということで彼のブログや書籍を読まないでしょう。彼は日本でも上位に入るブロガーで、書かれている文章は読む人をひきつけ、感動させ覚えます。
学歴なんかで相手を判断するとか、書籍を買うとか、そんな低レベルな思考をするのは止めようではないでしょうか。相手と対話したり、書いた文章を読んだりして、相手の本質を見抜けるように、知的レベルを上げていきましょう。
あと、書籍に書かれているのは学歴と呼ぶものではなくて、経歴であると思います。この人がどんな人生を歩んできたのか、簡単に紹介しますという、編集者の配慮だと思います。そして、紙幅の関係で出身大学や勤めてきた会社や大学、研究所のみが書かれるようになったのだと推測します。
そこのところはどうなんでしょうか、出版会社の編集者のみなさま。
竹内健太(kentatakeuchi)