「学歴」とは何だろうか
はたして、18歳の時の入試の成績が、そんなに重要なのか。学歴は、それを持つ者にとっても、持たないものにとっても、やっかいな存在です。さまざまなコンプレックスの原因にもなる。情報ビッグバンで、多くの人が自由に情報にアクセスできる時代に、本当に「学歴」は必要なのでしょうか? みなさんのご意見をお聞かせください。
私にとって、学歴とは、NO.2の chigusaotsuki さんの
どこの学校を、入学した、とか、卒業した、ということではなくて、人生に添うように、学歴は、ついてきてくれます。
現時点から、過去を振り返れば、学歴は、今までの学びの道筋を、教えてくれます。
そして、現時点から、将来に向かって、どのような学びがしたいのか、今の自分を、把握することで、これからの学びが、見えてきます。
という意見に似ています。
どこで生まれ、どのように生きてきたか、の一部分のようなもの。でも、本当に興味があるのは、その経験をその人がどのように受け止めているか、ということかもしれません。
日本の入試制度や大学の現状を見れば、学歴がその人の知識の量とか、そこで学んできたことをそのまま表すものではないと感じます。ですから、それを指標にして人を選ぶという点については、選ぶ人が、学歴というものをどのように考えて、何のためにそうしているのか、よくわからないな、と感じます。もしかしたら、大学がとても少なかった時代の名残なのかな、と思いました。
でも、学歴は、人と人との関係にも影響するくらい、日本では、大きな存在だな、とも感じています。それがとても変だな、とも感じます。
その人そのものを見ないで、経歴を見て判断する。人間の経験の一部だけで判断するのはおかしい、とほとんどの人が思いながら、とりあえず頼っている、ということが多いように思います。 自分で判断するのがこわいからか、不安だから、でしょうか。
どのようなことに挑戦するか、何を目標にするか、といった自分のさまざまな体験の中の一つとして、自分なりに学歴を位置づけることは、意味があるかもしれない、と思います。