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「学歴」とは何だろうか

「学歴」とは何だろうか、ということについてみなさんのご意見をうかがいたいと思います。「学歴社会」が崩壊したとはいいながら、大手企業の中ではその採用において事実上の「指定校」制度をとっているところもあると聞きます。

はたして、18歳の時の入試の成績が、そんなに重要なのか。学歴は、それを持つ者にとっても、持たないものにとっても、やっかいな存在です。さまざまなコンプレックスの原因にもなる。情報ビッグバンで、多くの人が自由に情報にアクセスできる時代に、本当に「学歴」は必要なのでしょうか? みなさんのご意見をお聞かせください。

NO.20   scidreamer 2011/09/30 08:17:50 合計 0pt.

今の政府にすぐやって欲しい政策を一つだけ挙げておきます。それは、

「定年を迎えた団塊の世代を教員として各学校に配備する」

です。

彼らの得た「知」、それも成功や「失敗」などの「経験知」が、今にも永久に失われようとしています。その「経験知」には、ニュートンの発見に代表される「新しい知識が生まれる過程」と同じだけの価値があるはずです。成功談だけでなく、生活保護や元囚人などの、いわゆる「失敗」の経験も、きっと子供のその後の生涯で役に立つはずです。

「他人の過ちを自分の過ちとして認識できるか」

は当人の学習能力の高さを決定づけます。なぜなら、各人が一生に経験出来る失敗の数には限りがあるからです。失敗を未然に防ぐには、

「人の振り見て我が振り直せ」

「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」

この「過去」の人間が発したこの2つの言葉を、学習出来るどうかが鍵である事は確かでしょう。