社会保障についてどう思いますか?
そもそも働く気がない人もいると思いますが、働きたくても仕事がないという人が増えている。そういう時代において、社会保障というセーフティネットというのは、どのような意味を持つのでしょうか。
セーフティネットが無ければ、人間はチャレンジすることができません。でもセーフティネットのシステムに依存して怠ける人も出てくるかもしれない。
また、今の日本は財政難に陥っていて、いくらセーフティネットが必要だとしても、それを作るには国民がかなりの「痛み」を覚悟しなくてはならない。生活保護だけでなく、年金も支給年齢を遅らせるということが、さかんに議論されています。
自分の力で人生を切り開く自助努力と、社会のセーフティネットは、どのような関係にあるべきでしょうか。みなさんのお考えを聴かせてください。
社会保障について考えるときに
やはり、いわゆる収入と支出の考えは必要だと思います。
また、モチベーションの問題もあります。
まず、前者のことでいうと日本の借金はダントツの世界一で
いろいろと不満が噴出している現状よりもより金銭が行き渡ることは
ありえないということは大切なポイントだと思います。
デフレを批判する声もありますが、経済は人々の期待に沿うように
動いていくので、安いものでないと買わないという消費者を前に
いくら政府が言ってもデフレがなくなることはありえません。
デフレ前提で人々が安心して暮らせるコミュニティづくりがよいと
考えています。金銭の量が少なくても楽しい毎日を送ることができる
成熟した社会の実現です。
個人的にはツイッターなどのソーシャルメディアでゆるいつながりを
つくっていくのがよいと考えています。
お金を遣わなくても楽しく過ごすことは全然可能です。
もちろん、医療費や介護の問題などは別途考える必要があります。
そこが大切だとは思いますが、生活というレベルではお金を遣わないで
幸福を感じられる社会への変容が課題であると考えています。
次にモチベーションの問題があります。
格差は絶対に拡大します。行動しない人は若いときからチャレンジを
しないまま、年齢を重ねていくので、トライアンドエラーがないまま年齢があがります。
まったく、実務経験のない社会人は正直、厳しいので単純労働しかありえません。
でも、グローバル化が進行していくこととIT化が進行していく事のダプルパンチで
賃金は下降していきます。
でも、成功する人は別に世間の状況とは関係なく成功していきますし
今後、30年くらいはアジアを中心に経済発展が見込めます。
BRICSとかアフリカとかも可能性があります。
チャンスはあるわけです。
その格差を日本は許さない風潮があります。
金持ちからはどんどん税金をとってもよい。
金を儲けているヤツは悪いことをしているという
雰囲気です。
あまり、論理的な説明でないとは思うのですが、
そういう風潮があることはご理解いただけると
思います。
そして、成功者は海外へ脱出することになるだろうと結論するのが自然です。
日本にいるメリットがほとんどありません。
この風潮や仕組みを打破することが大切だと考えています。
僕が考えることは個な面でして、制度はあまり重視していません。
不勉強でデータもないし、実際の自分が感じている日本の問題点として
書かせていただきました。
なんというか、制度やマクロの話が多く、個人の生活に落とした議論が
もっと活発になったほうが実際的であると考えています。
ひとりの人間を数字と考えているとしかおもえないのも大きな問題だと思います。
以上です。
よろしくおねがいします。