社会保障についてどう思いますか?
そもそも働く気がない人もいると思いますが、働きたくても仕事がないという人が増えている。そういう時代において、社会保障というセーフティネットというのは、どのような意味を持つのでしょうか。
セーフティネットが無ければ、人間はチャレンジすることができません。でもセーフティネットのシステムに依存して怠ける人も出てくるかもしれない。
また、今の日本は財政難に陥っていて、いくらセーフティネットが必要だとしても、それを作るには国民がかなりの「痛み」を覚悟しなくてはならない。生活保護だけでなく、年金も支給年齢を遅らせるということが、さかんに議論されています。
自分の力で人生を切り開く自助努力と、社会のセーフティネットは、どのような関係にあるべきでしょうか。みなさんのお考えを聴かせてください。
Occupy Wall Streetのデモ、EU/ギリシャの混乱を見ると、世界経済・資本主義・国際通貨(為替市場)と多くの人が信じてきた概念がきしみ始めているのはないかな、と感じます。
· グリーンスパンまでもが、規制がなくてももっと「大人」の行動をすると考えていたウオールストリートの人々は、実際には自分の利益(しかも至極短期的な利益)のみを追求する「子供」だった。
· しかもそのような行動を厳しく罰せられることもなく、そういった企業を救うために巨額の税金が注入された。(危機が回避された後、多くの金融機関は利子付きで払い戻しましたが。)
· 経営者は、次々とアメリカで雇用を減らし、コストが安い海外に雇用を増やしている。それによって企業の利益が増え、株価が上がり、経営者に億単位の成果報酬が入っている。
· EU経済の中でも1-2%くらいの規模しかないギリシャの財政難が、EU全体の危機につながり、国の統治権という問題までになっている。
· 必死に雇用を守ろうとしている日本の大企業でも、円高、地震・津波、タイでの洪水と厳しい状況の中、新聞では海外移転の話ばかり。
働きたくても働けない人が増える。
また、働けても働きたくない人が増える。
社会保障はふくらみ、国の財政は悪化するばかり。。。
かといって、より規制を!とか社会主義に!とかは思えません。
でも何か、新しい仕組みを模索する動きは、小さいところから出てくるのではないかな、と期待してます。
*暴力的な動きではないとよいのですが。。。ラジオで聞いたのですが、ギリシャでは、今回の国難はドイツからの押し付けで、第二のナチスの侵攻だという論調もあるようです。。。
>Cさんが元々病気がちな人だった場合、民間の保険ではこれをしません。
>民間は営利追求のため、予めCさんを切り捨てます。
全くその通り!にもかかわらず、アメリカでは民間で医療保険を提供しているのでおかしいことになるんです。。。