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オレたちはどう食べていけばいいのか?

現在の日本の就職活動には問題がある、と感じている人は多いと思います。

今回の掲示板では、「就職」あるいは「就活」について、就活当事者の学生さん、企業の人事担当者、社会人(社会で働き始めてから就活を振り返るとどのような感想を持ちますか)、そもそも就活をしていない人などから、広く意見を募集したいと思います。

匿名でももちろん結構ですので、本音と実態を教えてください。

僕の周りにも、就職ができなかった人、そもそも就職活動自体をしていない人がたくさんいます。芸大時代の教え子はほとんど就職していない。さらに、この問題が他人事と思えないのは、僕自身がもし今大学生であれば、きっと就職活動はしていないと思うからです。だからきっと、どうやって食べていこうか途方に暮れているはずです。

就職活動をしないオレたちは、どうやって食べていけばいいのでしょうか。

既存の就職の道に乗らない人たちの中から、新しい時代を切り拓く可能性があると思うのですが、彼らを切り捨てて良いのでしょうか。

ご意見ください。

NO.4   lohieive 2011/11/13 12:34:37 合計 0pt.

今年で社会人2年目です。

大学在学中、どうしても就職する気になれず、どうしようか思いあぐねていました。しかし自分の意志を突き通す勇気はなく、就職活動をし始めました。
私が当時思ったことは、就活はひどく滑稽だということでした。
学生・企業ともども「就活」という言葉に踊らされ舞い上がり、労働それ自体とは少しずれている様な気がしてなりませんでした。
こんな気持ちで内定が得られるはずもなく、そのため新卒限定の会社で就活をするのをやめ、地元のハローワークで職を探すことにしました。幸いなことに新卒者を受け入れてくれる会社があり、今はそこで働いています。

就職活動を振り返ると、まるで地獄のようでした。
就活のピーク時には毎日参加したセミナー、テスト、面接。
友人の朗報に素直に喜べず、ただただ焦りが募っていく日々。
一体自分が何をしているのか、本当に分かりませんでした。

もっとも、私に就職の意欲があれば、そんなことはなかったかもしれません。
就職しなければ時に犯罪者のような目でみられるこの国で、就職以外の方法を選択する勇気がなく、しぶしぶ就活した当然の結果と言われればそれまでです。

私の大学やバイト先には、私のような世間と少々ずれた考えを持つ学生は少数で、就職のため迷いなく就活する学生がほとんどでした。当時はそれが不思議でなりませんでしたが…。
また、企業は自社の色に染めやすいがために新卒者を採用するといいます。正直、それを聞いたとき気持ち悪いと思いました。同じような労働者を大勢抱えて、企業は成長するのでしょうか。

冒頭に戻りますが、今でも私は、このまま就労し続ける気はありません。
食っていけない、世間の目が気になる、このような理由で就職しましたが、もう数年ほど働いてそのあとはもう好き勝手にしようと思っています。
就職しない人が少しでも生きやすくなるような、そんな国になってほしいと願うばかりです。