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組織と個人のあるべき関係とは?

<組織と個人のあるべき関係とは、どのようなものでしょうか?>

「組織の一人」として働くことと、「一人の人間」として働くことの間に
葛藤がある人は多いと思います。今、原発の復旧作業にあたっている東京
電力の社員もそうでしょう。このことは、正社員と非正規社員の問題にも、
就職活動の問題にも、つながるように思います。組織はどうしても必要な
もので、組織のない社会など考えられません。でも一方で、組織が個人の
自由を奪ってしまうことは事実ですし、日本ではとくにそれが目立ってい
ます。これを機に、組織と個人のあるべき関係について、もう一度考え直
してみませんか?

NO.21   orcamie 2011/04/11 22:14:54 合計 0pt.

こんばんは。No.18でいきなり「組織と個人の関係」を抽象的に論じようと
いきなり自分の考えていることを書き込んでしまいました。
まだまだ青い私でした:)
こんな場所ができて自由に話せるのがうれしくてつい後先考えずに書いたのですが
なるべく私的なことを書かないでおこうと言う意識が働いていたようです。

yamanorisuさんの『最初の一歩はどこに?』というスタッフさんの問いかけですが
yamanorisuさんの今回の大震災で世界中が動き出したということばに
うなずけます。
原発で世界中に放射能汚染を及ぼすの可能性の中で
非難の声がありながら
なんと暖かい声が多いことでしょう。
世界中に感謝したいです。

震災がきっかけというより
チュニジアのジャスミン革命からエジプト、リビアそして中東の各国へ
facebook や twitter で コミュニケーションが
幅広く多様につながりを持つことが可能になり
しかも種々のフィードバックができるようになりました。
今まで点と点で存在していたグループ間に繋がりをもたらしたことが大きいと思います。
その中で日本で大災害が起きて、核爆発の危機となり
地球で図らずも一つの危機を共有することになってしまった。

「最初の一歩」はほんとうにどこにあるのでしょう。
一歩の手前は 危機だとおもうのです。
人類存亡の危機。
人間は大変現金で 自分の存在を脅かされて初めて目を覚ます。
生物は皆そうなのかもしれません。
今まで生物の食物連鎖の頂点に君臨してきた人間は 自然によって初めて怯える。
北アフリカや中東の紛争とは別に
日本で起きた災害は、敵は自然という人間の想定外(今日本で大流行の言葉!)の相手。
災害の中での必死の生き残りをかけた物語や
地域を再生しようとする人々の協力や試み
今東北で起きている再生へ向けての動きは まだまだ鈍い動きですが
私は毎日なにか一つ明るい話題を見つけようとします。
震災前には考えられなかったほど真剣に。
これほど真摯に生きようとしている自分がいてよかったと感じています。
おそらく日本中の人がわたしのように毎日を必死に生きようとしている。
自分に真っ正面から向き合おうとしてるのではないでしょうか。
私が思う「最初の一歩」は各個人が誠実に必死に生きようとする姿勢かな。
そして、「最初の一歩」は一つではない・・と思うのです。
あちこちにたくさん小さな「最初の一歩」
一人一人の小さな個人の一歩が大切だと確信してます。