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公務員という職業はどうあるべきだと思いますか?

大阪市長に当選した橋下徹さんは、公約として、現状の年功序列式から職責に応じた給料を支払う形にする給与制度の改革や、職員数の大幅削減などを掲げています。

今、公務員のあり方が、問われているのだと思います。公務員は「日本社会の非効率性の象徴だ」という考え方もありますし、一方で、「公務員でなければできない仕事がある。苦しい今こそ『公』を大事にしなくてはならない」という考え方もあります。

また、若者の中には、この不透明で就職難の時代に、公務員というのは、「安定した数少ない職業」として人気を集めている現実もあります。

公務員のあり方について、みなさんはどのように考えますか。多くのご意見をお待ちしています。

NO.7   motakeen 2011/12/16 11:01:04 合計 0pt.

これを機会に、いろいろ公務員に関することを読んでみました。
その中でこれ!!全く同意します!!という記事を読んだので、追記したいと思います。

中田宏さんという横浜市長を2期された方のインタビューです。
(すみません、私はこの記事を読むまで、この方のことは全然知りませんでした。)
大阪の副市長になるかもしれない人みたいです。

http://blogos.com/article/26798/?axis=&p=1

市役所の統廃合、処理効率を高めること、これらがどうしてこんなに難しいのか。
どうして大きな改革がなされず、今年の予算ベースで来年の予算が組まれるのか。
税収がどんどん増えているときはそれでもよいかもしれない。
でも年金の負担はどんどん増える一方、税収は増えない。赤字は増える。
これじゃいけないと、みな思っている。

でもそれは公務員の意識が低いからではない。
首長が怠慢だからではない。
それはそういう構造になっているから。
また、その構造を変えようとするとどれだけ対抗勢力が押し寄せてくるか。
記事の中でとても丁寧に話されています。

(メディアの役割も大きいと私は思っています。
例えば先日産経新聞をIphoneで読んでいたら、一面に「地域独裁がもたらす脅威」と橋下氏を批判、社説に「公務員天国にただ呆れる」と公務員の年金に踏み込まない民主党を批判。本当にいったいどっちやねん!!!といいたい。
政治にリーダーシップが足りない!とたたき、一方でリーダーシップを発揮している人をたたく。
もしかしたらこれでバランスをとってるつもりなのかな?)

ざっと読んだだけですが、私も橋下氏のすべての政策に賛成しているわけではありません。
(充実した福利厚生がどんどん悪いほうに引きずられる、という事自体は、私も問題だとは思います。でも、経済が縮小していく中、あらゆる方向で痛み分けがおきるのは仕方ないのかな。。。他に何ができるのか。難しい問題です。。。)
強固に固められた構造を作り変えていくのは、相当のエネルギーが必要。
確かに強引に見えますが、逆に言えばこれくらいしないと何も変わらないということの現われではないでしょうか。
正直、たたけばたたくほど、彼は頑なになり、自分の主張を通すためには権限を増やすしかない、と彼は考えるでしょう。 ならばせめて、逆行に立ち向かい、なんとかしようとしている人をきちんと評価し、サポートすることが大事なのでは。その上で、反対しなくてはいけない論点は、それぞれ議論し妥協案を探ればよいと思います。

カウンターオファーも無く、ただ反対するだけして、「私は最後まで戦い抜きました」などと言う人のほうがよっぽど問題かと思います。