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日本メーカー復活のためには何が必要だと思いますか

パナソニックやシャープなど、日本のメーカーが厳しい決算を発表しました。実際に、いち消費者の意見として、最近、それらのメーカーからワクワクするような商品が出なくなってしまっているように思います。

しかし、そうは言っても、これらの日本メーカーは、たくさんの雇用を生んでいます。また、日本の貿易黒字を支える実質の稼ぎ頭でもあります。このままメーカーの業績が下がっていけば、日本は債権国から債務国に転落し、国債の暴落にもつながることもあるかもしれません。

みなさん、日本のメーカーが復活するためには何が必要だと思いますか。ご意見お待ちしています。

NO.1   wagense 2012/02/07 16:46:37 合計 0pt.

国内メーカー、特に家電メーカーは物創りの夢を捨ててしまったように思います。
その大きな要因の一つに、販売網が有ると考えます。
「おんぶに、抱っこに、子守唄。歌が下手だと怒鳴られる!」
そんな業界になっている様に感じます。
良いものを売る!のではなく、儲かるものを売る。
言うことをきくメーカーの商品を売る。(定番性)
メーカーは商品力より、如何に条件に合わせるか(販売店が儲かるか)が目的になっている様に思います。

そんな業界では本当に良いものを創るより、売って貰える品を創る姿勢に変わってしまっても仕方ありません。
要するに、ユーザーはお題目で、本音は販売網(大型量販店)を見ている様に感じます。海外からの安価な商品と、国内製の商品の違いも薄くなってしまいました。
基本性能に対する拘りが薄くなってしまいました。
使い続けて初めて分る質感や安定感は、価格や機能では評価できない地味な実力でした。そんな日本製の魂を捨てざるを得なくなったのは、小さな電気店が商い出来なくなってきたからでしょうか?
家電はテクノロジーで世の中にに夢を創ってくれました。
今でも、家電の真価は変わらないと思います。

夢を捨て、価格とスペックの一過性の売買になってしまったように感じます。

本当に良いもの(安定性・安全性・質感)により生まれる、効用と質感を大切にした家電業界の意識が変われば、日本製の魂は受け継がれるのではないかと思います。

沢山売る商売から、大切に売る商売へ、大きくなりすぎた日本のメーカーには分っていても出来ない事なのでしょうか?

可能であれば、国内専用ブランドを立ち上げ、日本から家電の真価を世界に発信する。

今一度MADE IN JAPANを大切にして欲しいです。