日本メーカー復活のためには何が必要だと思いますか
しかし、そうは言っても、これらの日本メーカーは、たくさんの雇用を生んでいます。また、日本の貿易黒字を支える実質の稼ぎ頭でもあります。このままメーカーの業績が下がっていけば、日本は債権国から債務国に転落し、国債の暴落にもつながることもあるかもしれません。
みなさん、日本のメーカーが復活するためには何が必要だと思いますか。ご意見お待ちしています。
Gumroadという19歳の青年がスタートしたサービスが話題になっています。http://jp.techcrunch.com/archives/0120208gumroad-gets-1-1-million-from-chris-sacca-max-levchin-and-others-to-turn-any-link-into-a-payment-system/
詳細は上のリンクを読んで頂くとして、要するに売り手と買い手をつなぐ決済システムです。
これを日本人が始めることが出来たでしょうか?
このアイデアを聞いて投資するVCは日本に現れたでしょうか?
このアイデアを聞いたほとんどの人が、そんな子供だまし!とか、詐欺が起こる、もっと良い方法があるよ、などといって取り合わない気がします。
ところが本当に誰かがこれを発表したとたん日本人を含む多くの人は目から鱗が落ちる・・・待ってたのはこれだよ!と。
これが日本の閉塞感ですよね。
上で紹介したのはソフトウエアの世界だけど、ハードの世界だって似たようなモノです。MP3という著作権を曖昧に扱っているテクノロジーだということでしょうか、たとえそれがデファクトスタンダードになっていてもまだ積極的になれずにiPhoneやiPodといったオーディオデバイスでAppleに後塵を拝することになってしまったソニーやパナソニック。
常にリスクを並べ立ててそれを一つづつ つぶしながらモノを作るのではなく、避けて通ろうとする物作りではリスク覚悟で向かってくる物作り後進国には勝てません。
ではどうすればいいか?
物作り企業におけるリスクは、事故発生時の訴訟リスクなので、保険でカバーすることを常に仕組みとして社内に構築するというのはどうでしょうか。企画設計段階で考え得るリスクを洗い出し、それを保険で保証しておくということをセットにして商品開発をするとかですね。
もう一つはベンチャーでしょうか。
中小企業に対して訴訟することは一般的に行いにくいものです。
能力のある技術者は大会社を飛び出し自分でものを作れば良いと思います。
いまや何かを作ると云うことは本当に簡単になりました。
中国には至る所に工場があり、お金さえ払えば安価にハイレベルなものを作ってくれます。安価に作れる理由は人件費はもちろんですが、それよりも工作機械が恐ろしく安く購入出来るからです。
NC工作機械などは日本で高価だったモノを台湾が模倣し安価にしました。それを中国が同じプロセスで更に安価にしているのです。
職人の技は否定しませんが、入り込む余地は明らかに少なくなっているのが現実なのです。
ハードウエアでもベンチャーが起こせる環境は整っているのです。
#最後のは茂木さんのそもそもの質問の答えになっていませんね、失礼しました。