「今」のことを考えて行動すべきか、「未来」のことを考えて行動すべきか
社会保障の議論などでよく、「未来に負債を残さないために」「未来のことを考えて」などという声が聞かれます。確かに次世代の富を前借りする形で、今を生きる自分たちだけ楽な生活をするのは問題があると思います。しかし人間は本当に「未来」のことなど考えることができるのでしょうか。
次世代のことを考えて社会設計をしたとしても、次次世代にとってそれが正しいかどうかは分かりません。200年後、300年後にとって「何がベスト」なのかを考えるのは非常に難しい。そうであるならば、「今、ここ」が幸福になるように生きることの積み重ねをしていくしかない、という考え方もあり得ると思います。
私たちは、どの時点のことを考えて社会を設計し、個人的な行動をすべきなのでしょうか。
みなさんのご意見をお聞かせください。
次世代のことを考えて社会設計をしたとしても、次次世代にとってそれが正しいかどうかは分かりません。200年後、300年後にとって「何がベスト」なのかを考えるのは非常に難しい。そうであるならば、「今、ここ」が幸福になるように生きることの積み重ねをしていくしかない、という考え方もあり得ると思います。
私たちは、どの時点のことを考えて社会を設計し、個人的な行動をすべきなのでしょうか。
みなさんのご意見をお聞かせください。
経済学の考え方では現在割引価値というものがあると思います。
お金で言うと来年もらえる100万円は今なら98万円の価値だという考え方です。
利息がつくことで説明されることが多いと思いますが、
将来の価値というのは割引いて考えることを前提として人間の行動を規定しています。
僕は結構、正しい面があるなと思っています。
来年の100万円と今の98万円も同じくらいの価値と感じます。
現実に年金は前倒しで受け取ると生涯少ない金額しかもらえないですが、
前倒しにする人が多いです。
オーソドックスな議論でも「今」が重要なわけですが、
この不透明な時代に「未来」のために「今」が犠牲にされるべきかと思います。
もちろん、ギャンブルのようなものに熱狂することがいいとは言えませんが、
少なくとも「今」を犠牲にして「未来」を優先するのはあまりよい選択ではないと思います。
出世競争や受験戦争などがそれにあたると思います。
達成した瞬間に虚しくなることを成功鬱というそうですが、
そもそもの目的に価値があるのかを再考すべきだと思います。
行為自体に価値を見出すことを優先すべきだと思うからです。
「未来」のために「今」を犠牲にする議論には賛成できないです。
財政の問題は構造の問題なので、今も未来もダメにしています。
今も借金してることを知っているわけですから、お金を遣うこともできないです。
未来もないと思います。構造改革を必要とする問題であるかなと思います。
以上です。よろしくお願いします。