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責任を取るとはどういうことか

企業の不祥事などが起きると、社長が出てきてテレビの前で頭を下げるというのがお約束になっています。しかし、はたしてそれで責任を取ったということになるのでしょうか。

あるいは、何か問題が起きた場合に、その組織のトップが辞めるという形で責任を取ることがあります。しかし、辞めたからといって、事態が解明され、状況が改善されるとは限りません。はたしてこれで責任を取ったと言えるのでしょうか。

損害を与えたら、その分を賠償するというのが民法上のルールとしてはあります。それで公平さが保てる場合もあるし、とても納得ができないという場合もある。

このように、「責任を取る」というのは、よく聞く言葉でありながら、実際にはなかなか難しい問題でもあります。

あるべき責任の取り方とは、どのようなものなのか。みなさんのご意見をお待ちしております。

NO.2   poporon 2012/04/04 23:56:28 合計 0pt.

トップの人が頭を下げることや辞めることは、ただの「責任逃れ」「ごまかし」です。

責任を取るということは「あるべき姿、状態にする。」ことではないでしょうか。

不祥事が起きたら責任者(トップ陣)が「何故それが起きたのか原因を徹底的に調べる。」
「その原因を根絶する為のシステム改善や意識改革を徹底する。」ことではないでしょうか。
ここまできて初めて「責任を取る」と言えるのではないでしょうか。

同じように政治家などの「不適切な発言」に対して辞めることで責任を「取らせる」今の風潮は
おかしいと思います。

本来、不適切な発言に対する責任の取り方は、その発言に対する抗議に「釈明」することではないでしょうか。

責任を「取る側」も「要求する側」も「履き違えている」ように思います。