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組織と個人のあるべき関係とは?

<組織と個人のあるべき関係とは、どのようなものでしょうか?>

「組織の一人」として働くことと、「一人の人間」として働くことの間に
葛藤がある人は多いと思います。今、原発の復旧作業にあたっている東京
電力の社員もそうでしょう。このことは、正社員と非正規社員の問題にも、
就職活動の問題にも、つながるように思います。組織はどうしても必要な
もので、組織のない社会など考えられません。でも一方で、組織が個人の
自由を奪ってしまうことは事実ですし、日本ではとくにそれが目立ってい
ます。これを機に、組織と個人のあるべき関係について、もう一度考え直
してみませんか?

NO.29   waterlily 2011/04/17 00:55:06 合計 0pt.

初投稿です。

組織と個人のあるべき関係・・・
ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために、っていう歌があったような・・・?


私は、町の中小企業のパートで働いています。
きちんとした組織について議論できる方々が羨ましいです。
私のいる職場は、おそらく、組織ではありません。得体の知れないコミュニティーです。
指示系統は曖昧、情報の共有は不徹底、就業規則は(パート用のは)あってないようなもの。
私たちパートの日常にあるのは、
個人個人の思惑と、空気に従って生きるのを最善とする人々の圧力、
安い時給と、人海戦術、および雑談。

ちょっと言いすぎたかも知れません。
真面目で良質な作業、向上心、自分の都合に合わせた出勤が可能なこと、平和な昼食、
および、有線放送もあります。

単に現金収入を得ることさえ、私個人ではできないこと。
個人だけではできない仕事を実現させてくれるのが会社。

良い面も多いし、感謝もしています。
でも、今のままでは、私にとっては、ほとんどカオスの世界です。

職場は、非常事態にあるわけではではないのですから、
定期的な話し合いや、掲示物の管理や、連絡の徹底など、当たり前のことを当たり前にできるはず。

私は、私のいる職場が、以下のようなことが実現する職場になってほしいです。

 組織が最低限の義務を果たしていること。
 個人が組織の不都合な点を変革できるシステムがあること。
 個人個人が、組織とその構成員について、理解し、助け合っていくこと。

それらがなされている場合、それで上手くいかなければ、個人の努力が足りないと思う。
あるいは、個人個人のポジションが、適材適所になっていないのかも知れない。


個人を単純に足し合わせたものが組織ではないし、個人は組織の部品でもない。
組織と個人が、互いに、約数であると同時に倍数となりたい。理想的には、そう思います。


P.S.
「自分たち」が大事な人たちは、本当の意味で、個人(自分や他人)も組織も、大切にできない。
組織は、「自分たち」であってはならない。