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責任を取るとはどういうことか

企業の不祥事などが起きると、社長が出てきてテレビの前で頭を下げるというのがお約束になっています。しかし、はたしてそれで責任を取ったということになるのでしょうか。

あるいは、何か問題が起きた場合に、その組織のトップが辞めるという形で責任を取ることがあります。しかし、辞めたからといって、事態が解明され、状況が改善されるとは限りません。はたしてこれで責任を取ったと言えるのでしょうか。

損害を与えたら、その分を賠償するというのが民法上のルールとしてはあります。それで公平さが保てる場合もあるし、とても納得ができないという場合もある。

このように、「責任を取る」というのは、よく聞く言葉でありながら、実際にはなかなか難しい問題でもあります。

あるべき責任の取り方とは、どのようなものなのか。みなさんのご意見をお待ちしております。

NO.9   yamaguti 2012/04/14 07:12:17 合計 0pt.

「責任をとる」とは加害者(社)が、原因事象を各々の個人的な問題として引き受けて、政治的身体的能力の限りにおいて被害者に対応する、問題解決に努めることでしょうか。

辞めるのは、他に適切な能力者がいて交代する場合だと思いますので、引責辞任する役職は、代替者がいる役職なのでしょうし、ほとんどの場合は、対外的理由よりは加害者内部の力関係で辞めているのではないでしょうか。
被害者側から”辞めろ”と言われるのは、原因事象により利益を上げている場合のように感じます。