組織と個人のあるべき関係とは?
<組織と個人のあるべき関係とは、どのようなものでしょうか?>
「組織の一人」として働くことと、「一人の人間」として働くことの間に
葛藤がある人は多いと思います。今、原発の復旧作業にあたっている東京
電力の社員もそうでしょう。このことは、正社員と非正規社員の問題にも、
就職活動の問題にも、つながるように思います。組織はどうしても必要な
もので、組織のない社会など考えられません。でも一方で、組織が個人の
自由を奪ってしまうことは事実ですし、日本ではとくにそれが目立ってい
ます。これを機に、組織と個人のあるべき関係について、もう一度考え直
してみませんか?
「組織の一人」として働くことと、「一人の人間」として働くことの間に
葛藤がある人は多いと思います。今、原発の復旧作業にあたっている東京
電力の社員もそうでしょう。このことは、正社員と非正規社員の問題にも、
就職活動の問題にも、つながるように思います。組織はどうしても必要な
もので、組織のない社会など考えられません。でも一方で、組織が個人の
自由を奪ってしまうことは事実ですし、日本ではとくにそれが目立ってい
ます。これを機に、組織と個人のあるべき関係について、もう一度考え直
してみませんか?
私はシステムエンジニアなので、組織と個人の関係をネットワークとマシンに例えることにしました。
個人がいなければ組織は名前だけの存在になってしまいますし、目的も発生しません。
また組織がなければ個のエントロピーが拡散してしまいます。
組織が個人に対してあるべき姿とは、個の目的を効率的に分散するロジックを提供すること。
個人が組織に対してあるべき姿とは、組織に目的を与えること、今ある目的を共有すること。
今ある多くの問題は、目的を共有しようとしない、新たな目的を生み出さない個人に対する落胆であったり
個の目的を拾わない、妙なしがらみの為に効率化されない組織に対する不満ではないかと思います。
このような組織と個人の関係(組織における個人の立ち位置)を共有認識することで、はじめて問題解決の道筋が決まってくるのだと思いました。
配信日から今日まで、与えられたテーマについて色々と考えてきたのですが、最終的に抽象的な話になってしまい申し訳ありません。
これからもできる限りテーマに絡んで、考えを揉んでいきたいと思います。