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「正しい英語」あるいは「正しい日本語」はあると思いますか?

一時期、僕が書いている英語のブログに、オックスフォード大学にいる日本人の方が「茂木の英語はなってない」とすごく絡んできたことがありました。今ではもう仲良くなったんですけど、当時はすごく困りました。似たようなケースはツイッター上でもあります。

そういう方たちは大抵すごく知性派です。実際、語学力も高いのでしょう。だから文法的な傷があったりすると気になるのはわかります。ところがネイティブと話していて、「君の英語は間違っている」と言われることはほとんどありません。どうも「言葉を正しく使う」にこだわるのは日本人の特性のようにも思えます。

みなさんは、言葉を「正しく」使うということは、どのくらい大切なことだと考えますか。また、そもそも「正しい英語」あるいは「正しい日本語」というものがあると思いますか。

ご意見お聞かせください。

NO.1   chigusaotsuki 2012/06/05 05:30:29 合計 0pt.

私は、ちょっとだけ、マーストリヒト大学の、ラングイッジセンターにいて、英語を、学んだのですが、先生が、まず、思っていることは、自信を持ってほしい、ということでした。英語学校に、通おうとする人たちは、英語に、自信のない人たちです。不思議なのは、大学で、英語で、講義を受けていて、論文も、英語で書けるのに、「友達の、ドイツ人が話している英語が、わからない!」と、ラングイッジセンターに、かけこんでくる、学生が、いたのです。もちろん、その学生は、「君は、十分に話せているから、自信を持って!」と、入学を、断られていました。そうかと思えば、フランス語も、オランダ語も、英語も、自信を持って話せるけれども、英語の未来形だけが、なぜだか、話せない、おじいさんがいました。それでも、ぜんぜん、平気だったけれども、私が言いたいのは、じゃあ、未来形のない英語は、正しい英語なのか、という議論です。もちろん、未来形がなくても、おじいさんの言いたいことは、十分に伝わります。じゃあ、このおじいさんは、未来形は、知らないままで、いいんでしょうか。先生は、とても、悩んでいました。
自信を持っていてほしい、今のままでも、十分にいい、自信を、なくさないでほしい。そして、おじいさんは、その授業で、未来形を、教えられることは、なかったのです。「英語には、未来形があるよ。」と、先生は、ちょこっと言って、そうなのか、で、終わりました。
この授業、どう思われますか? 実に、オランダらしいと、思うのです。 (*^_^*)