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再び原発について問いたい

今号の時評や7月1日の連続ツイートでも書いたように、今、大飯原発の前で、二つの文化が向き合っているのだと思います。文明を支えるシステムと、直観や感情などを伴った個人としての人間。おそらく、どちらだけでも人間は成り立ちません。この二つの文化は、どこかで出会わなければならない。

原発の問題は、相変わらず重苦しく、そう簡単にはすっきりした答えは出ません。ただ、私は、現在のやっかいな状況をもう少し引き受け続けたいと決断しました。この掲示板でも、あらためてみなさんからの意見を集めてみたいと思います。

再稼働が決まり、反対デモが起こる中、原発について私たちが考えるべきこと、すべきことは何だと思いますか? ご意見お聞かせください。

NO.2   chigusaotsuki 2012/07/04 07:09:38 合計 0pt.

ありがとうです、trasque さん。
私は、私の語りを、しますね。

放射能が、人体に、害を及ぼすのを、実際に、見たことがない人が、ほとんどです。
でも、広島の原爆図を、見れば、誰だって、放射能は、怖いと思うはずです。

人類は、放射能を、制御できるのでしょうか?
今はできないけれど、未来には、制御できるかもしれないという、ポジティブな、あるいは、ネガティブな可能性が、原発推進派と、原発反対派の違いです。
どちらも、可能性です。

それゆえに、現在の原発の問題を、どう認識するかによって、
ポジティブと、ネガティブに、分かれているのも、あると思います。
現在、というのは、今現在です。
今現在、放射能は、どうなっているのか、
どうやって、それを、知り得ることが、できるのか、
それを、今、日本で、ひとりひとりが、やろうとしていて、
でも、できないことなのではないかと、思います。

放射能の恐ろしさを、次の世代の人に、引き継ぐために、
今までしてきたことは、歴史になっています。
恐ろしさの歴史以上に、科学がしてきたことは、何だったのでしょうか?
今、科学が、問われていると、思います。