再び原発について問いたい
原発の問題は、相変わらず重苦しく、そう簡単にはすっきりした答えは出ません。ただ、私は、現在のやっかいな状況をもう少し引き受け続けたいと決断しました。この掲示板でも、あらためてみなさんからの意見を集めてみたいと思います。
再稼働が決まり、反対デモが起こる中、原発について私たちが考えるべきこと、すべきことは何だと思いますか? ご意見お聞かせください。
私は放射能を怖くはないです。
もしも私が福島の原発で作業する力があったら私はでかけていくでしょう。
それによって私が朽ちようとも日本の未来のためになるなら
喜んででかけたい。
私にとっての日本の未来は 私の子どもの未来です。
その未来から放射能汚染を 一掃できるなら私は喜んで でかけていくでしょう。
こういう私の気持ちは 感情的といえるでしょう。
だからといって ヒステリックにこのことを叫びたい訳ではない。
残念ながら 現場で働く能力がない。
原子力発電所では 許容範囲内の放射線量被曝をして作業する。
許容範囲を超えたらそこで働くことはできません。
脱原発でデモに参加している人のなかには感情的に熱い思いをむき出しの人もいる。
でも冷静に考えて反対と言う人たちもたくさんいます。
私は5月に一度札幌でデモに参加しましたが、打楽器のリズミにのって
再稼働反対っていいながら、飼い犬が4、5匹、
ベビーカーの赤ちゃんたちがいたり
デモは楽しかった。
私は茂木さんと同じ位の年齢ですが
私より年配の方が何人も静かに参加されていました。
日本では 会社ぐるみで選挙を応援する等
経済的都合に合わせて民主主義を運営しようという場合が今でも多い。
既成の大きなグループを離れて個人として意見を言うことができるようになってきた。
日本の民主主義が一歩前進しようとしている。
たいへんな大地震と原発事故という大惨事に見舞われたけれど
日本には まだ日本を良い国にしようと思う人がたくさんいる。
とデモを見て実感できます。
元東芝原子格納器設計士の後藤政志さんが
制御棒を燃料棒の間に入れて核反応を止める原子力の安全装置は
地震国である日本では100%安全装置として機能しないと
説明されていました。(youtubeにあります。)
四国電力の元技術者の松野元氏が「原子力防災」と言う本を書かれている。
その松野氏が福島の事故対応は不備が多いと指摘しています。
しかもこの本は震災前に書かれた本です。
さらに事故調査委員会の報告書では人災の面が大きいとあります。
が、報告書を出る前に再稼働をしてしまう等
今の原発を運転する政治のシステムも電力会社のシステムも
文明のシステムとしてはきわめて不良品です。
それに対して多くの人が 『No』と言っている。
原発を稼働せずに日本の政局を運営していく自信が無いなら
現在の政府は 即刻退場して
原発無しでも大丈夫だと言う人たちに道を開けてください。
と要求したい。
茂木さんの 原子力の可能性を全て否定したくないと言うお考えを
私は理解できます。私もその可能性に100%道を閉ざしたくない。
しかし、他方 再生可能エネルギーにもかなりの可能性があるということも
否定すべきではない。
原子力を推進するあまり 再生可能エネルギーはどちらかとういうと
その発展を阻害されて来ています。
両方の可能性を天秤にかけたら 安全なものを優先して
人間に害をなすもの、その害を無くす技術が未開発な方は
さらに研究を重ねてから再び実用化を検討すべきだと思います。