再び原発について問いたい
今号の時評や7月1日の連続ツイートでも書いたように、今、大飯原発の前で、二つの文化が向き合っているのだと思います。文明を支えるシステムと、直観や感情などを伴った個人としての人間。おそらく、どちらだけでも人間は成り立ちません。この二つの文化は、どこかで出会わなければならない。
原発の問題は、相変わらず重苦しく、そう簡単にはすっきりした答えは出ません。ただ、私は、現在のやっかいな状況をもう少し引き受け続けたいと決断しました。この掲示板でも、あらためてみなさんからの意見を集めてみたいと思います。
再稼働が決まり、反対デモが起こる中、原発について私たちが考えるべきこと、すべきことは何だと思いますか? ご意見お聞かせください。
原発の問題は、相変わらず重苦しく、そう簡単にはすっきりした答えは出ません。ただ、私は、現在のやっかいな状況をもう少し引き受け続けたいと決断しました。この掲示板でも、あらためてみなさんからの意見を集めてみたいと思います。
再稼働が決まり、反対デモが起こる中、原発について私たちが考えるべきこと、すべきことは何だと思いますか? ご意見お聞かせください。
単純な理解だとは思いますが、原発は水と電気があれば制御可能ですよね。
原発に反対している人達は、事故が再発する恐れが有ると考えている。それは管理運営している機関と人間への不信の発露ですよね。原発を容認している人達は、科学技術と人間の管理能力への信任を表明した人達だと思うのです。
福島の事故は、住民説得の為の安全神話を、運営管理会社自体が不可触の神託としてしまい、津波想定高さを反映しない対策起案、外部電源の鉄塔の位置や、非常用発電機の高さ、非常用の訓練やマニュアル不足など、2重3重の非常用の備えを全て形骸化させてしまったことが起因した人災だったと思います。
人が管理運営する事業には新幹線など、常時運行していても今まで死亡事故を起していない技術(事業)もあります。原発も事故が起こりうると思って管理・運営すれば、事故は起きにくいと思います。
もちろん、地震が多いこの国ではどんなに対策しても原発事故は絶対起きないとは断言できないはずです。本来不向きな立地(国)だとは思いますし、事故の記憶も徐々に風化して日常に埋没していきますので、20~30年先には廃止する方向でいけたらいいと思います。
但し、それには太陽光の発電効率が3倍になるなどの、技術的もしくは資源的なブレークスルーが必要ではないかと思います。
原発も地球上の限られた資源ですし、エネルギー量の大きい発電方式だと思います。70億人の人類の営みを続けていくにはどこかで運用していく必要があるのではないかとも思います。(現在の運用技術の中での話ですが)