いじめについて
6月18日配信のメルマガで宣言した通り、今号からこの掲示板に「適塾システム」を採用したいと思います。システムは簡単です。これまでと同じように、僕からテーマを出しますので、みなさん活発に議論をしてください。ただし、今回からはメルマガ読者がみなさんのコメントについて、1~5の「評価」を付けることができるようになりました(5の方が高評価と捉えてください)。各テーマごとにもっとも評価の高かったコメントについては、僕がメルマガやツイッターで紹介します。また、年間の累計評価ポイントが多かった人には、何らかの表彰をすることを考えています。
適塾では、同じ塾で学ぶ塾生たちから高評価を得ようとみんな必死になって勉強しました。このメルマガ私塾でも、より一層の切磋琢磨をしていただけると嬉しく思います。
さて、今回のテーマは、「いじめ」についてです。個人の問題と社会の問題を同時に考えなくてはならない、とても難しいテーマだと思います。はたして、「いじめ」を根絶することはできるのか。根絶することなどできないとしたら、どのような工夫をすることでいじめられてしまった方のダメージを減らすことができるのか。みなさんのお考えをお聞かせください。
適塾では、同じ塾で学ぶ塾生たちから高評価を得ようとみんな必死になって勉強しました。このメルマガ私塾でも、より一層の切磋琢磨をしていただけると嬉しく思います。
さて、今回のテーマは、「いじめ」についてです。個人の問題と社会の問題を同時に考えなくてはならない、とても難しいテーマだと思います。はたして、「いじめ」を根絶することはできるのか。根絶することなどできないとしたら、どのような工夫をすることでいじめられてしまった方のダメージを減らすことができるのか。みなさんのお考えをお聞かせください。
まず、自分という個人の中に、社会があり、
また、自分という個人の外にも、社会があります。
もしかしたら、自分という個人の中の社会は、
過去の出来事や、経験をもとにして、出来上がったものであるかもしれないし、
脳内現象であるかもしれないし、
ニューロンの活動かもしれないし、
それゆえに、ある程度までは、自分で、新しく、生成、コントロールできるものかもしれません。
でも、自分という個人の外の社会は、自分から働きかけることは、できるけれども、
自分の思い通りになる社会では、ないかもしれません。
なぜなら、たくさんの人たちが、それぞれ、個人の中の社会を、もっているからです。
いじめというのは、いじめる側が、自分という個人の外の社会を、
自分という個人の中の社会のように、
自分の思い通りにしたいと、思うことでは、ないでしょうか?
いじめを、根絶するためには、こんなふうに、
ひとりひとりが、考察する時間を、持ち、
足りない知識を、いろんな人から、学ぶことではないかと、思います。