お金について考える
最近はよく「お金なんていらない」といったことが言われています。お金よりも大事なのは、人とのつながりであるという議論をよく見聞きします。確かにインターネットの普及によって、人と人の「つながり」そのものがセーフティネットになる可能性は出てきています。しかし、ご本人から聞きましたが、湯浅誠さんが立ち上げた「パーソナル・サポートサービス」(※)も、内閣府の予算がついているからこそ、実現した制度だそうです。「新しい公共」を作り、運営していくにも、やはりお金が無ければ難しいというのも、一面の真実だと思います。
別の角度から言うと、お金というのは国家と結びついています。お金の通用力というのは、国家が担保しているわけですから。ドルは、アメリカの軍事力と経済力を背景にあれだけ大量に刷ることができているのです。だから、お金について考えることは、国について考えることになる。「お金なんていらない」という議論は、「国家なんていらない」ということにつながっていく。それはもちろん考えるに値する議論なわけですが、はたして現実に持続可能なのでしょうか。あるいは本当に日本人全体の意思を反映しているのかどうか。ぜひ皆さんの経験も踏まえて、議論しましょう。
※「パーソナル・サポーター」が、生活保護や障害福祉、医療保険、介護保険、雇用保険などの専門知識を生かし、利用者にマン・ツー・マンで寄り添いながら、継続的に相談に乗る制度
別の角度から言うと、お金というのは国家と結びついています。お金の通用力というのは、国家が担保しているわけですから。ドルは、アメリカの軍事力と経済力を背景にあれだけ大量に刷ることができているのです。だから、お金について考えることは、国について考えることになる。「お金なんていらない」という議論は、「国家なんていらない」ということにつながっていく。それはもちろん考えるに値する議論なわけですが、はたして現実に持続可能なのでしょうか。あるいは本当に日本人全体の意思を反映しているのかどうか。ぜひ皆さんの経験も踏まえて、議論しましょう。
※「パーソナル・サポーター」が、生活保護や障害福祉、医療保険、介護保険、雇用保険などの専門知識を生かし、利用者にマン・ツー・マンで寄り添いながら、継続的に相談に乗る制度
No.10 Tomoikukai さんへ
Ask not what your country can do for you - ask what you can do for your country.
これは、ケネディー大統領の演説だから、country に、なっているけれど、
もし、演説する人が、学生だったら、
Ask not what your school can do for you - ask what you can do for your school.
に、なりますね。
>「国民の皆さんは、国が皆さんに何ができるかと思うのではなく、皆さんが国に何ができるかをお考えいただきたい」と発言したら、日本では、野党は勿論、与党や、マスコミ総動員で,非難の大合唱が巻き起こること間違いなしです。
そうですね。
国に、守られている意識が、高いですから、
国を、守ろうという意識は、まだまだ低いかも、しれません。
でも、「学生は、学校が学生のために何ができるか、を求めるのではなく、学生は、学校のために自分は、何ができるのかを考える」と発言したら、大絶賛が巻き起こっても、不思議ではないと思うのです。(*^_^*)
「ひと一人の命は地球より思い」(重い? )ですが、地球と比べなくても、いいと、思います。
重要だったのは、事件の最善の解決策を模索することだったのです。
大変勉強になりました。
ありがとうございました。
大月 千草
Twitter @chigusaotsuki