領土問題について考える
ただ一方で、領土問題が先鋭化しやすいのは、両当事国の民主化度が低い時だという研究もあるようです。なぜそうなるかといえば、民主主義とは、自分と対立する意見の持ち主と議論をしていくプロセスそのものを指すからです。そして、今回の尖閣諸島の問題、あるいは竹島の問題を見るかぎり、やはり、中国、韓国の民主的な成熟度は、残念ながら低いんだと思います(中国は民主主義国家ではないので、当然といえば当然ですが)。
しかし、相手国の成熟度について文句を言っていても仕方がありません。このような状況の中で、いったい日本としては、どう振る舞うべきなのか。
今回の領土紛争が、東アジア地域の国のあり方や国際関係のあり方に非常に大きな示唆を与えていることは事実です。さまざまな立場の方がいらっしゃると思いますが、ぜひみなさんの意見をお聞かせください。
ちょっと書きにくいかもしれませんが、在日韓国人や在日中国人の方のご意見もぜひお伺いしたいと思います。もしこの掲示板を読まれている方がいらっしゃいましたら、お待ちしております。
子供の頃、赤道というの赤いラインがあるのかと思っていました。まわりの大人から目に見えないんだよと言われても釈然としなかったのを覚えています。国境についても同様に感じていました。
目に見えないのに地図に描いてあるというだけで、どうして大人はありがたがるのか今でもちょっと謎です…。
宇宙の片隅のちっぽけな星の鼻くそみたいな土地を奪い合い、殺しあうなんて馬鹿げてる話しだと思います。話している言葉、宗教、肌の色がが違うだけで、どうして人間はこうも排他的になれるのか、文化、文明の発展は人々を繋げるためじゃないの?それがどうして分断へ向かうの?
国境のない世界はありえないのかな…。
と考えていたところ、コスモポリタリズムという考え方がありました。
(参照 ウィキペディア http://ja.wikipedia.org/wiki/コスモポリタニズム )
以下引用ーーー
古代ギリシャのディオゲネスが初めて唱えた。その背景にはポリスの衰退により「ポリス中心主義」が廃れたこととアレクサンドロス大王の世界帝国構想があった。その後のストア哲学では禁欲とともにコスモポリタニズムを挙げて人間の理性に沿った生き方を説いた。 近代ではカントがコスモポリタニズム的な思想を打ち出した。さらにザメンホフによるエスペラント語の考案により、一層充実したものとなった。
コスモポリタニズムの発展形態として世界国家構想が挙げられる。これは「人種・言語の差を乗り越えた世界平和には全ての国家を統合した世界国家を建設すべきである」という考え方に立って主張されたものである。
ーーー引用おわり
インターネットに初めて触れた時の、時空を超えた意思の疎通ができた時の感動。もはや国境はないのだと、とっくにわかり切っている事の確認でした。