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領土問題について考える

僕は基本的に、ありとあらゆる主権国家の間には領土問題があると思っています。動物学では、二つのグループがあれば、必ずオーバーラップゾーンというものがあって、そこでは活動がかぶる。そこでどうしても争いが生まれるという研究があるそうですが、人間も同じだと考えています。

ただ一方で、領土問題が先鋭化しやすいのは、両当事国の民主化度が低い時だという研究もあるようです。なぜそうなるかといえば、民主主義とは、自分と対立する意見の持ち主と議論をしていくプロセスそのものを指すからです。そして、今回の尖閣諸島の問題、あるいは竹島の問題を見るかぎり、やはり、中国、韓国の民主的な成熟度は、残念ながら低いんだと思います(中国は民主主義国家ではないので、当然といえば当然ですが)。

しかし、相手国の成熟度について文句を言っていても仕方がありません。このような状況の中で、いったい日本としては、どう振る舞うべきなのか。

今回の領土紛争が、東アジア地域の国のあり方や国際関係のあり方に非常に大きな示唆を与えていることは事実です。さまざまな立場の方がいらっしゃると思いますが、ぜひみなさんの意見をお聞かせください。

ちょっと書きにくいかもしれませんが、在日韓国人や在日中国人の方のご意見もぜひお伺いしたいと思います。もしこの掲示板を読まれている方がいらっしゃいましたら、お待ちしております。

NO.16   chigusaotsuki 2012/08/30 22:54:57 合計 4pt.

NO.14 Tomoikukai さんへ

I don't eat an apple this morning.

この文章は、7つの意味があります。

つまり、

I don't eat an apple this morning.
I DON'T eat an apple this morning.
I don't EAT an apple this morning.
I don't eat AN apple this morning.
I don't eat an APPLE this morning.
I don't eat an apple THIS morning.
I don't eat an apple this MORNING.

と、なります。

なんとなく、この感じが、伝わるでしょうか?

掲示板で、議論することは、大賛成です。
でも、それゆえの難しさが、この例文に、あらわれていると、思います。

この1つの例文で、私たちは、少なくとも、
7通りの意味を、持つことが、できるのです。

これは、日本語でも、同じだと、思います。
上の例文を、日本語で、そのまま訳していただけたら、
いいと思います。
ーーーーーー

また、同じ言語でも、文化によって、意味が、変わります。
例えば、British が、I almost agree. と、言ったときに、
Dutch は、He's not far from agreement. と思ってしまうのですが、
British は、I don't agree at all. という意味で、言っているのです。

日本でも、地域によって、文化が、さまざまで、
上記の7通りの意味も、加えると、
必ず、「誤解」が、起こっていると、推察します。

私は、この掲示板は、人を成長する機会を、与えてくれる、
素晴らしいものと、思いますが、
一方で、たくさんの誤解をしているとも、思います。

茂木先生の、昨日の、ユーストリームでも、
おっしゃられていましたが、
「事実」というものを、客観的に、判断することができて、
はじめて、反省する、ことができるのであって、
イギリスでは、とっても分厚い、歴史の、高校生用の教科書が、ある一方で、
日本の、薄い、教科書でしか、歴史を知らない、私が、
自信を持って、言えることなど、あまりないです。
歴史は、グラフや、表、数値などから、総合的に判断する必要性が、
あるからです。

>人に悪いから厳しい意見は控えようなどという、一見思いやりのありそうな意見ばかりだと、お互いの、思想や哲学には、何も変化を起こさないという結果になってしまうことが多いと思います。

とのこと、本当に、申し訳ないです。
私は、すでに、プリンシプルを、持って、生きているので、
プリンシプルは、変わらないんです。
でも、個々のケースにおいて、最善の方法を、選択するために、
議論できたらいいと、思っています。
ご理解いただけたら、何よりです。