「子どもとの付き合い方」について考える
少子高齢化社会においては、子どもの重要性が相対的に高まるとも言えます。しかしだからと言って、腫れ物に触るようにしていては、子どもの社会化に問題が起きてきます。実際、イジメの問題も、子どもに対して社会の側が積極的に働きかけることができていないことも影響している気がします。
21世紀の日本は、「子ども」とどのように付き合っていけば良いのか。ご意見お待ちしております。
私は、現代のエスプリ 451号 家族療法の現在より、
子ども支援におけるソリューション・フォーカスト・アプローチ
磯貝希久子さんの引用文献を、参考にしています。
「Working Assumptions about Children」
「子どもと関わるときの前提」
Until proven otherwise we believe that all children want to:
すべての子どもは、
☆ have their parents be proud of them
親に自分のことを誇りに思ってほしい、と望んでいる
☆ please their parents and other adults
親や大人たちを喜ばせたい、と望んでいる
☆ be accepted as a part of a social group
社会の一員として受け入れられたい、と望んでいる
☆ be active and involved in activities with others
他の人たちと一緒に活動したい、と望んでいる
☆ learn new things
新しいことを学びたい、と望んでいる
☆ be surprise and surprise others
他の人たちを驚かせたい、自分も驚きたい、と望んでいる
☆ voice their opinions and choices
自分の意見や選択をはっきりと言い表したい、と望んでいる
☆ make choices when given an opportunity
機会が与えられて、いろいろな選択をしたい、と望んでいる
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「Working Assumptions about Parents」
「親と関わるときの前提」
Until proven otherwise we believe all parents want to:
すべての親は、
☆ be proud of their child
自分の子どもを誇りに思いたい
☆ have a positive influence on their child
自分の子どもにポジティブな影響を与えたい
☆ hear good news about their child and what their child is good at
自分の子どもについてのよい知らせや、
子どもが何をうまくやっているかを聞きたい
☆ give their child a good education and a good chance of success in life
(however they define it)
子どもによい教育を受けさせて、成功へのチャンスを与えたい
☆ see their child’s future is better than theirs
自分の将来よりも、より良い子どもの将来が見たい
☆ have a good relationship with their child
子どもと好ましい関係を持ちたい
☆ be hopeful about their child
自分の子どもについて希望を持ちたい
☆ feel that are good parents
自分がよい親であると感じたい
(Insoo Kim Berg, 2002)
http://www.brief-therapy.org/