「カムバック」について考える
みなさんは「カムバック」ということについて、どうお考えですか? ご意見お待ちしております。また、もしよろしければ自身のカムバックの経験なども書き込んでいただけると嬉しく思います。
安倍晋三さんが、党首になったことを、カムバックというのか、と驚いて、今回もちっとも考えがまとめられませんが、なんとかテーマから大外れしないように書いてみます。
カムバックといわれて思い描くのは、スポーツの世界。
そしてテニスの伊達公子選手。
引退後に結婚した夫は、自分がテニスプレーヤーとして現役だったころの姿を知らない。その夫に、現役テニスプレーヤーとしての自分の姿を見て欲しいという気持ちもあって、引退後12年経ってから現役に復帰し、現在日本のトッププレーヤーとして活躍中。以前の現役時代よりも、精神的にとても強くなったように感じます。
いやー、カッコいいな、と思って、心の中で応援してます。
スポーツ選手は実力が落ちてくると、当たり前のように引退しますが、たとえ実力が落ちても、自分が現役でありたいと思ったら、サッカーの三浦和良選手のように、プレーし続けることにこだわったり、しばらく休んでまたカムバックすることも、気軽にできるようであってほしいと思います。
ということで、カムバックには大賛成です。成績や成果、結果がどうであれ、挑戦したいという自分の気持ちに素直に生きる姿は、周囲の人に、自分の生き方を振り返るきっかけを与えてくれるように思います。
そして、安倍さんですが、総理を辞任してからも彼はずっと国会議員でしたよね。政治家を引退したわけではないのに、カムバックと言うこと自体が、私にはピンとこないからどう考えたらいいか・・・。以前辞任した理由が、今、安倍さんが党首の役目を果たすのに、どのような影響があるか、という視点で語られるなら理解できるけれど、カムバックすること自体に焦点があてられているとしたら、それは、首相がくるくる変わる日本の政治の在り方の一端を示しているように思います。
最後に、私の体験?と考えてみて・・・
引退もカムバックもあり得ない。生きている限り、生きることの現役かな、と思いました。