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総選挙の争点には何をおくべきか

衆議院総選挙の日程が決まりました。次の政権を担う政党はどこなのか、みなさんそれぞれの問題意識を持って選挙戦の行方を見つめていることと思います。ところで、選挙において「争点」というのは、とても重要な要素です。この争点の設定によって、少なくともそれぞれの政党が何を問題視しているのかを示すことになるし、そして選挙の結果が出れば、少なくとも「争点」になったことについては民意が明らかになります。

みなさんは、次の総選挙においては、何を「争点」とすべきだと思いますか。原発についての態度でしょうか。TPPを受け入れるかどうかでしょうか。憲法を改正すべきかどうかでしょうか。近隣諸国との付き合い方でしょうか。あるいは、経済的格差に対する考え方でしょうか。

もし、誰も思いついていないような意外な争点がありましたら、それを教えてくださっても結構です。さあ、議論しましょう。

NO.7   茂木健一郎 2012/11/25 10:38:10 合計 0pt.

「右傾化」「逆戻り」。どんな言葉をつかうかは別として、今の日本の政治情勢は、あまりにも(狭義の)保守主義に偏っているように思います。国全体として、もっとリベラルで開明な方向の議論がないと、バランスが悪い。多くの国で二大政党性が機能しているのは、一つのバランスの取り方でしょう。そのような態勢になって、初めて真摯なダイアログができる。バランスをとるためにも、「リベラル」「開明」な方々の力がさらに大きくなることを望みます。