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日本の様々なローカルな文化を世界に伝える効果的なアイデアとは?

お正月に初めて箱根駅伝を見て、「非常に日本のローカルな文化だけども、とても面白い」と思いました。「襷をつなぐ」という精神から、「山の神」といった呼称まで、日本人である私達の心をしっかり捉える作りになっている。でも、僕が同時に考えたのは、「これは世界で通用する」ということでした。

グローバル化とは、世界が均一になることではありません。むしろローカルなものがグローバルに結びつくことを意味するので、ローカルなものの価値が上がる傾向にあります。日本人はそのことについてあまり意識的でないように思います。

今回の掲示板では、駅伝に限らず、日本のローカルな文化だけれども素晴らしいものを、どうすればグローバルに伝えていくことができるのか、みなさんからのアイデアを募集したいと思います。

国家が絡むような大きなアイデアでも良いですし、一人一人ができる身近なアイデアでも結構です。みなさんで知恵を出し合いましょう。

NO.9   trasque 2013/01/10 20:44:38 合計 24pt.

「軽やかさがあるように」…… 確かにそうですね。
ただ軽いのではなく、ちゃんとした実力があるからこその安定感と言いますか……

またしても画期的なアイデアという話ではないのですが、
「とりあえずやってみちゃう」という精神って、なかなか侮れないように思います。
とりあえず海外でやっちゃおうとか、そんなところです。

でもその為には必要な事があります。
一つは実力です。現実的で明確なチカラが無ければできません。個人の実力がものを言うかもしれないし、ローカル文化そのもののポテンシャルが必要とされるかもしれません。

もう一つは柔軟性です。どこまでの実力が必要なのかを見極めるという能力が問われる事もあると思います。また、アウェイの中でどこまで「ローカル本来の姿」を出していくのか、変化させていくのかという判断力が試される場面も考えられます。

ローカル文化を言い換えると、独自性の勝負とも考えられます。
長く続いた伝統を変化させる事なくこだわってきたからこそ、価値があるとも言えます。
でも、その長い歴史の時々で現役を張っていた人達が自らの身体を通して、少しずつ文化そのものを成長・変化させていったからこそのものとも考えられます。
恐らくそこに絶対的な答えはありませんし、現代においても常に伝統と変化のせめぎあいが、それぞれのローカル文化でリアルに行われているのだろうと思います。

そういった切実な闘争が、そのローカル文化の中にあるかどうか……
海外に伝えてから、一つのローカル文化が素晴らしいものだとして残り、続けられていく為には、切実な闘争といった「生きた文化かどうか」が問われる部分が少なからずあるのではないかと私は思います。