「成果主義」について考える
人間の脳には、「報酬系部位」というものがあります。その部位が喜ぶような刺激を加えると、人間は高いパフォーマンスを発揮することができる。企業や学校が導入しようとした「成果主義」というのは、そもそもそうした科学的な裏付けに則ったものであったと思います。しかし、現実の「成果主義」は、反対に人間の脳の働きを萎縮させるように作用してしまっているように見えます。はたして真に効果的な「成果主義」は可能なのでしょうか。もし可能であるとすれば、どのようなことに気をつけて運用しなくてはならないのでしょうか。みなさんのご意見をお聞かせください。
私は、真に効果的な「成果主義」は、「実力」を、ともなわせることで、可能になると、考えています。
基本的に、私は、実力の世界で、生きています。
私の脳にとっては、「実力を発揮する」ことが、「高いパフォーマンスを発揮する」ことであり、報酬でもあります。
成果主義のデメリットと言われる、低評価についても、周囲の評価が、何点であっても、私は、自分で、自分自身の、実力の評価をしていて、なおかつ、実力をつけることを目指す、意欲に、満ちあふれていることで、デメリット (低評価) も、気づきの過程を経て、メリットに変わります。
成果主義において、その評価が、自分の実力をのばすものであれば、私は、喜んで、素直に、他者の意見に、耳を傾けます。
まとめると、私がしているのは、実力をともなった、効果的な成果主義と、言えると思いました。