「成果主義」について考える
人間の脳には、「報酬系部位」というものがあります。その部位が喜ぶような刺激を加えると、人間は高いパフォーマンスを発揮することができる。企業や学校が導入しようとした「成果主義」というのは、そもそもそうした科学的な裏付けに則ったものであったと思います。しかし、現実の「成果主義」は、反対に人間の脳の働きを萎縮させるように作用してしまっているように見えます。はたして真に効果的な「成果主義」は可能なのでしょうか。もし可能であるとすれば、どのようなことに気をつけて運用しなくてはならないのでしょうか。みなさんのご意見をお聞かせください。
■成果主義を難しくしているコト
成果主義で一番わかりやすいのは、動物の世界だと思います。
自身のグループに食料を与え、外敵を追い払い、さらに影響力を広げられる者
成果報酬として、子孫を増やす権利を得ることが出来る事だったり。。
成果報酬が生きる事そのものだったり。。
たぶん昔の日本人の家族もそうだった気が。。。
現代では「お父ちゃんが、そとで一生懸命働いて家族を養い 危険から守る」って事を見てこないとか、感じるコトが出来ない人が多いものだから、人を思いやるとかリスペクトするって事を圧倒的に経験しない。。
この自然界の成果主義を感じれないのが、成果主義を難しくしている一つの要因だとおもいます。
■成果主義は可能か
社会全体、あらゆるカテゴリの職種で成果主義は可能だと思います。
ただし、条件がひとつ。。 関わるすべての人に「自分以外の人へのリスペクトや思いやり」が必要です。
自分で言ってて笑ってしまいますがw
難しいコトかもしれませんが、相手を信頼し、欺かず、自身のスキル向上と、誰かへ貢献しているという事に喜びを感じることが「普通」になるのであれば、成果主義は可能であると思います。
日本においては、動物界の自然の厳しさ(食うか食われるか)が緩い分 皆がその気になれば”思いやり”の元、成果主義が可能となり。。 日本も生き返る。。。かも。。。
追記:乱暴ですが、動物的な感覚を取り戻せば 「成果主義」に萎縮しない人が増えるかもと思います。