「成果主義」について考える
人間の脳には、「報酬系部位」というものがあります。その部位が喜ぶような刺激を加えると、人間は高いパフォーマンスを発揮することができる。企業や学校が導入しようとした「成果主義」というのは、そもそもそうした科学的な裏付けに則ったものであったと思います。しかし、現実の「成果主義」は、反対に人間の脳の働きを萎縮させるように作用してしまっているように見えます。はたして真に効果的な「成果主義」は可能なのでしょうか。もし可能であるとすれば、どのようなことに気をつけて運用しなくてはならないのでしょうか。みなさんのご意見をお聞かせください。
茂木さんの投稿の下記の一文で、成果主義のことが、とてもわかりやすかったです。
>日本のペーパーテストの入試がダメな理由も、単純なる成果主義である点にあると、私は考えます。
私は、このペーパーテストによる入試を変えていかなくては!と強く思っております。
この入試が、教育のベースになっている事がとても恐ろしい。
もっともっと、それぞれの能力を引き出していけるような教育になっていってほしいし、またこの詰め込み教育をやめてほしいです。
子ども達の考える力や、やりたい事、何に興味を持っているかをつぶしているような気がするからです。もちろん、時には、覚える事も必要かもしれませんが、やはり、何か学びたいという欲求があるからこそ、学ぶという姿勢、そして、疑問、またそこからの発展が必要です。
何に対しても個人差がある中、画一的なやり方では、だめだと思います。
ただ、その成果主義というのが、それぞれに対して、目標を持ってという事であったら、また違う気もするのですが、なかなかその例が見えてきません。このことを考えていたときに、個人事業主さん達は、もしかしたら、成果主義の渦中にいるのだろうか?とか。
やはり、個人事業主にとっては、成果を出さないとお金が入ってこないのが現実ですし、そこをビジネスとしてやはり、うまくやらないとつぶれてしまう。
まだまだ、はっきりと成果主義という物がつかめてないのかもしれませんが、今後もいろいろな方の意見を読み、考えを深めていきたいと思います。