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「成果主義」について考える

人間の脳には、「報酬系部位」というものがあります。その部位が喜ぶような刺激を加えると、人間は高いパフォーマンスを発揮することができる。企業や学校が導入しようとした「成果主義」というのは、そもそもそうした科学的な裏付けに則ったものであったと思います。しかし、現実の「成果主義」は、反対に人間の脳の働きを萎縮させるように作用してしまっているように見えます。はたして真に効果的な「成果主義」は可能なのでしょうか。もし可能であるとすれば、どのようなことに気をつけて運用しなくてはならないのでしょうか。みなさんのご意見をお聞かせください。

NO.25   masami 2013/02/14 13:28:59 合計 18pt.

「評価関数は、たとえ設定するとしても、自分自身で設計するのが良いように思うのです。」

私も、あ、そういうありかたがあったか、と思いました。

そして、前回の投稿を書いているとき、評価は他者から与えられるもの、と無意識のうちに思いこんでいたことに気づきました。これは私の中ではかなり強力な、評価というものに対する固定観念になっているかもしれません。自ら目標を設定すれば、試行錯誤を繰り返しながらも、自分の経験に沿った目標設定ができますし、sana805さんが書かれたように、
「外部からの評価に振り回されるだけになり、うまくいかないと他者のせいにするか、ひどく落ち込み自信をなくす」
ということはなくなりますね。

Tomoikukaiさんが書かれていた春江工業高校の、「トレーニングの方法まで自分の頭で考えながらやるという事で、徹底的に選手の自主性を重んじているようです。」というのは、まさに、目標を自ら設定する在り方ですね。なんらかの結果を出すことが求められる場でも、こういうあり方が受け入れられたり、奨励される環境を増やしていかれるといいな、と思いました。