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レスリングのオリンピック競技除外について考える

2月12日、国際オリンピック委員会(IOC)は、ロンドン五輪で実施した26競技の中から25の「中核競技」を選定しました。その「中核競技」から、レスリングが外されてしまい、2020年の夏季五輪で競技として認められない危機となっています。

ツイッターやメルマガでも言及したように、オリンピックは時代とともに変化します。テレビの普及によって、全人類が試聴するグローバルなイベントになりました。そうなれば古代ローマの時代とは性格も変わってきます。

例えば、商業化も一つの必然でしょう。放送権料も高騰して、アメリカのNBCは、4大会の放送権に対して3480億円を支払ったとも言われています。それぞれが自国に有利な祭典にしようと動くので、政治的な駆け引きも必要になってくるでしょう。

今回のレスリング除外危機に対して、日本はどのような対応をできるのかということは、グローバル化した世界に対して、日本はどのような働きかけをできるのかということと、本質的には同じだと思います。

さて、日本はどのような態度を取るべきなのでしょうか。ご意見お待ちしています。

NO.1   sana805 2013/02/19 00:29:09 合計 14pt.

日本の活躍が期待される競技が外れるというのは本当に残念です。ロンドンオリンピックで活躍した吉田選手は三重出身で、帰国後、パレードや講演活動等で地域住民に勇気を与えてくれていますし、その影響は大きく感じています。気持ちが明るくなる。(知り合いの娘さんのバイト先にも偶然いらしたそうで、嬉しそうに一緒に映った写メを見せてもらい微笑ましく感じていましたし。)

そもそも中核競技とかその選考基準とか勉強不足でよくわからなくて、いろいろ調べていくうちに IOCのオリンピック憲章http://www.joc.or.jp/olympism/charter/ (不定期に憲章も変化しているんですね)である根本原理の内容の素晴らしさに感心したり、現代の抱える商業主義とオリンピズム精神に揺れ動くIOCの理事たちの揺らぎが感じられる気がしました。またレスリングの歴史も調べると興味深い。個人的にはレスリングへの愛着が更に膨らみました。中核競技から外れることに伴って、国際レスリング協会の会長が辞任。IOCの理事14名の投票の結果が、これほど大きな影響が出ることに驚いています。

やはり今回の気になる点は、ロビー活動という影響。始めて知りました。詳しくはわかりませんが見えないところで動くお金とその影響と選考結果。憶測かもしれません。事実がよくわからない。でも選手がスポーツマンシップに法っているのに運営はどうなんだろうとか思えてくる。これほどまでに世界的に影響を与えるオリンピック。選考の仕組み自体なにか見直しできないのかなとも思えてしまう。
綺麗事かもしれないけれど、金で競技の影響が出たかもしれないという憶測は気持ちのいいものではない。選考基準が不明瞭なのが納得いかない。(もし知っている方いたら教えてください。私はよく調べられませんでした。。。)関係組織や選手は更に更に強い想いがあるだろうと想像してしいます。