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男らしさ、女らしさを考える

前回の掲示板でTomoikukaiさんからご提案のあった「男らしさ、女らしさ」について考えることを、今回のお題にしたいと思います。『脳は0.1秒で恋をする』という本の中で少し述べましたが、この「男らしさ」「女らしさ」というものも時代とともに変化をしています。例えば、現代においては、ぐいぐい女性を引っ張ることだけが「男らしい」というわけでもないと思います。では「男らしい」とは「女らしい」とは何でしょうか。そもそも、みなさんは「男らしさ」や「女らしさ」を追求することにどのような意味があると思いますか。あるいはどのような弊害があると思いますか。ご意見お待ちしています。

NO.6   茂木健一郎 2013/03/07 11:47:51 合計 15pt.

で、「男らしさ」、「女らしさ」については、生物学的な基盤もあるのだから、そこは無理して差異をゼロにする必要はないと思うし、一方で、違うジェンダーを追求したいという人には、「どうぞぞうぞ」と自由にしていただくことも必要だと思うから、つまり、自然体がいちばんいいんじゃないかと思う。

「男はこうあるべき」「女はこうあるべき」と思っている人は、自分に対しても他人に対しても抑圧的だし、一方でフェミニズム的視点、ジェンダー論的に視点に妙にこだわる人も、なんだか不自由で楽しくなく見える、というのが、実体験に基づく正直な感想です。