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男らしさ、女らしさを考える

前回の掲示板でTomoikukaiさんからご提案のあった「男らしさ、女らしさ」について考えることを、今回のお題にしたいと思います。『脳は0.1秒で恋をする』という本の中で少し述べましたが、この「男らしさ」「女らしさ」というものも時代とともに変化をしています。例えば、現代においては、ぐいぐい女性を引っ張ることだけが「男らしい」というわけでもないと思います。では「男らしい」とは「女らしい」とは何でしょうか。そもそも、みなさんは「男らしさ」や「女らしさ」を追求することにどのような意味があると思いますか。あるいはどのような弊害があると思いますか。ご意見お待ちしています。

NO.18   茂木健一郎 2013/03/13 07:57:40 合計 15pt.

みなさま
メルマガは、今月末で休刊となります。長い間、ありがとうございました!

ぼく自身は、「男らしさ」という典型的なあり方ではなく、むしろ両性具有的な方向性に常に惹きつけられてきたように思います。あからさまなセクシャリティ、という意味ではなく、感性や行動パターンにおける、幅の広さ、というようなものでしょうか。

「男らしく」「女らしく」という典型を生きようとすると、どうしても感性や行動のダイナミック・レンジの幅が小さくなってしまうように感じるのです。