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2012年はどんな年でしたか、2013年はどんな年にしたいですか

通常号については、今号が「2012年最後の号」ですね。この掲示板でもみなさんには様々なテーマについて議論していただきましたが、みなさんにとって2012年はどのような年でしたでしょうか。また、それを踏まえて2013年はどのような年にしたいとお考えですか。

ちなみにぼくの2012年三大ニュースは、

(1)Long BeachのTEDで、日本人として初めてスピーチをする。釜石の漁師さんからお預かりした大漁旗を振って、震災に負けない日本人のスピリットを訴えた。
(2)日本の現状を憂う気持ちには変わらないが、日本を変えるよりも、まずは自分を変えよう、と思うようになった。アスリートとしての思いが強くなった。
(3)地上波テレビで、初めて尾崎豊の『十五の夜』を歌ってしまった。フジテレビ「スナック喫茶エデン」。冷や汗。

でした。

個人的な話でも、日本や世界についての話でも結構です。書き込み、お待ちしております。

その他のテーマ一覧
NO.292013-01-05 11:04:24 茂木健一郎 15
みなさま、今日からパリに行ってまいります。次回のレギュラーのメルマガの原稿、さらに、号外原稿(英語塾)4回分は、すでにたっちゃん(@bookyakan)に送ってあります。正月明けで、そろそろ始動する世間、みなさまの一年間が、稔り多いものでありますように!

NO.282013-01-01 11:40:15 茂木健一郎 15
「樹下の微睡み」読者&塾生のみなさま、開けましておめでとうございます! 今年がみなさんにとって、素敵な一年でありますように!

NO.272012-12-31 09:48:08 茂木健一郎 10
TEDのスピーチ、まだ出ないんだよね。「震災」関連ということで、TEDの本部も、どのような文脈で出していいのか、わからないのかもしれません。号外英文、厳選したものをお届けしていますので、ぜひぜひ読んでくださいね!

NO.262012-12-30 17:51:14 orcamie 12
みなさん 忙しいのだろうなと思いつつ
No.24で2013年の抱負を書き込まなかったので、
まずは来年はお正月のおやすみが長めなので
できるだけ「赤毛のアン」を読もうと思っています。
できたら全部読んでしまおうと野心を燃やしてます。
全部読んでしまいたいと思う原動力は 私の場合
赤毛のアンの本の中にあるクスッと笑いたくなるユーモアが
どのように英語で表現されているのかという好奇心です。

茂木さんからくる 号外で紹介される英文も
できるだけ読もうと思ってます。

busuu.comで勉強しているフランス語とドイツ語とイタリア語を
できるだけたくさんやること

それから 茂木さんのTEDのスピーチをネットで見る事が
できないのでしょうか?
是非その大漁旗降ってのスピーチを聴きたいなと思います。

「腹心の友」ですが 長い間 best friendかと思っていたので
kindred spirits なんだーと感慨深いです。
もっと心からの友だちと言う気がしますね。
辞書を引いたら 気の合う人 となっているのですが
アンがダイアナに そう告げる場面を読むと
もっと近く強い関係の友だちというふうに感じます。
時々 辞書に書いてある意味と 実際の英語のニュアンスにギャップを
感じます。そんな時は 辞書よりも自分の感性を信じてもいいのでしょうか。

英語を読みながら様々なミステリーに出会い
それがまた楽しくてまた読むと言う1年にしたいなと思います。
茂木さん、号外とても楽しいです。ありがとうございます。
来年も期待してますので、宜しくお願いします。

NO.252012-12-30 08:39:45 茂木健一郎 10
こうやって、みなさんで一年をふり返る、というのはよいことですね。orcamie の言われるように、夜間飛行が、「腹心の友」(kindred spirits)に出会える場所になればいいと思います!

NO.242012-12-28 15:05:54 orcamie 20
2012年 私の3大ニュース
第3位 busuu.comに出会えた事。ついこないだなんですが、すっかりとりこになっています。今まで一人で学んでいたイタリア語、フランス語に加えて最近やってみたいと思っていたドイツ語が毎日私の予定に合わせてできること。毎日のように世界中の人とチャットできる事。今日はフランスの女の子と、イタリアの女の子と話して、私の英作文の添削に褒め言葉にkissまでもらったこと。こんなに楽しい語学学習サイトは初めてです。

第2位 夜間飛行でベスト投稿に一度なった事。そんな事あり得ないと思っていたのでびっくりしました。投稿数が少なかったのでラッキーだったと思いますが。それでも大人になって褒められる事が少ないので、嬉しいです。こんな機会を与えてくださって、茂木先生、みなさまありがとうございます。そして夜間飛行を通じて何人もの友人ができたことも、私には夜間飛行のメンバーに登録した時には予想もできませんでした。

第1位 脱原発を願う人が日本にはたくさんいると言う事がわかった事。5月に初めて脱原発デモに参加した事。おそるおそる参加しましたが楽しかったです。デモが楽しいなんて予想もしませんでした。
 私が初めて脱原発と言う考えに出会ったのは高校生でした。物理の先生が約50基になると言う原子力発電所を抱える国の子どもたちは物理2まで学習するのが当たり前だというので文系の大学を受験するのに私はなるほどと思って理系に進みました。同じような選択をした高校生がその時いたのかどうか私には全くわからなかったので、かなり孤独でしたね。後から考えるとかなり無謀であったとも思ったりしたのですが。
 それから結婚して子ども3人の子育て中で近所の家庭文庫に通う中で、発達障害の子どもたちのこと、環境問題やチェルノブイリの事に関心を持つおかあさん達に出会いました。チェルノブイリの起きた事に同情は示しても、まさか自分たちも同じようなリスクがあるとは思わない人がほとんどなのに、そういう難しい問題に日々向き合う主婦たちがいるというのは驚きでした。ところが、そういう社会問題に関心があるグループに何らかの監視があると言う事を偶然知ってしまって臆病な私は逃げ出してしまいました。再稼働反対デモなどで警察に拘束される人がいたり、何らかの監視をされているというのを見ると、twitterで大勢がそのような情報を共有できる事は本当に重要なのだと思います。そうすると、何ら犯罪は犯していないのに監視をされているだけで犯罪を犯してしまったかのように世間から見られることを防ぐことができるからです。
 そして残念な事に昨年の3月に大地震と原発事故が起きて、何年も前ですが自分が知った事をもう一度確かめて見た事。そして脱原発から再稼働反対を願う人が日本にたくさんいること。私が高校生だった頃は見向きもされなかったことが賛成にしろ反対にしろ、今多くの人が関心をもっていること。みんなこれは日本の未来を左右する大きな問題だと思っているからだろうなと私は思います。

そして皆さまことし1年ありがとうございました。
来年も皆さんにとっていい年でありますように。

NO.232012-12-27 09:49:35 茂木健一郎 10
今日発行のメルマガ号外の英語塾は、ちょっと変わった英文です。でも、このような英文のこまかいニュアンスから、日本語文化とはまた異なる、英語文化の奥行きが伝わってくるのです。
みなさん、感想、質問の方も、引き続きお待ちしております!

NO.222012-12-27 09:03:29 chigusaotsuki 11
ryosuke85 さん

素晴らしいです。
これからも、ryosuke85 さんと、議論や、意見交換ができるのを、
楽しみにしています。

来年も、よろしくお願いします。

footof1000birds さん

初めまして。
これからも、よろしくお願いします。

NO.212012-12-26 19:51:40 kotora204a 18
2013年は変革の年にしたいと思います!!
2012年はその準備の年だったということで。
ビクビク、だましだまし、なんとなく生きてきた嫌な自分を今ここで受け入れ、堂々と、正直に、目標を持って好きな自分を目指します。
「根拠の無い自信、それを裏付ける努力」で2013年は頑張ってみます!!茂木先生ありがとうございます。

NO.202012-12-26 14:55:57 sana805 14
Tomoikukai さん 改め Tomoikukai、、、でも、、、余計に気を使うので Tomoikukai さん へ(汗)

熱い文面、いろいろと考えさせられます。
その中で、どうしても出したかったので書かせてください。
バイリンガル教育、、。考えてもいない発想に私の固定概念をハンマーで叩かれたようなショックです。

実は子どもの権利条例へのアンケートのときに、母語が日本語でない子どもへどのような配慮がいるか考える機会がりました。その時に母語の確立という大切さを改めて感じたことがありました。
津市には17カ国語の母語が日本語でない子どもがおり ダブルユニテッド(母語も日本語も曖昧な子)が存在します。
母語は思考の基本になる。愛着形成を通じての母語形成が子どものアイデンティティ形成に影響がある一要因と感じました。
確かに日本の英語教育はコミュニケーションとしての実践力に弱いものであり、いまだ右往左往しているのを感じます。 私も文法や記憶するものとして英語を学んだ気がする。会話は全然。
逆に文法を習って、日本語の国語力が上がったかも、、(汗)って程度でした。

ただ幼い頃、父親が英語に関わる仕事をしていた関係で、英語の歌をよく聞き親しむことがあったのですが、それは楽しい記憶として残っています。 
日本での日常に英語会話があるわけではないので、心配しすぎかもしれませんが、英語教育を子どもの発達に応じてどのように入れていくのか、真剣に考えなければという気持ちになりました。

上記と関係ないですが、Tomoikukai さんの文面読んで 茂木さんの著書「生きて死ぬ私」読みたくなりました♪

chigusaotsukiさん!
今日はツイッターでありがとう(^^)。 これから宜しくおねがいします☆彡

trasque さん 
就職おめでとう!経済自立おめでとう! 初合コン幸せ探しNICE!

NO.192012-12-26 14:24:52 ryosuke85 23
今年も終わりにさしかかり、掲示板でこのように振り返る機会をいただきまして、非常にありがたい気持ちでいっぱいです。

2012年はかねてから行きたかった旧東独に行ってきました。
自分のしている仕事柄、運動に関わる事で旧東独のLeipzigは外せない所だったので、そこに行く事が出来、尚かつ、当時の息吹を知っている科学者達から話を聞く事が出来た事は本当に大きかったです。

それをブログ形式で自分以外の人に伝える事を始めました。
そのお陰で自分自身の知識としてひとつひとつ確実に入ってきているとともに、自分以外の人に伝える事の難しさも知りました。

“理解の壁”に現在も日々、立ち向かっていますが、時には批評をいただきながら書かせてもらっています。

2013年は頭からどうなるのか正直分からず、不安な気持ちですが、もっともっと自らの意見や考え、提供できる部分での知識をもっとたくさんの人と共有し、様々な議論や意見交換を出来る様にしていこうと思います。

NO.182012-12-26 11:30:45 chigusaotsuki 12
sana805 さん

初めまして。
これからも、よろしくお願いします。

Tomoikukai さん

Tomoikukai さんの、ご投稿に、
私は、いつも、愛を感じています。
でも、なかなか、ありがとう、と、言えなくて、
年末になってしまいましたが、
いろいろ、整理されて、今なら、
ありがとう、と、心から、言えると、思いました。

いつも、ハートを、ありがとう。
素直な気持ちです。

trasque さん

ご投稿、感謝申し上げます。
trasque さんが、いないと、夜間飛行の掲示板が、さみしいくらい、
いつも、長文を、楽しみにしています。

お腹の具合いが、気になります。
よくなるように、お祈りしていますね。

ご本を、楽しみにしています。

NO.172012-12-25 19:43:55 trasque 25
皆様、今年もありがとうございました。
こんなに長く一つのメールマガジンを購読し続けた事はこれまでありません。まず間違いなく、この掲示板の存在が私自身に継続できる力を与えてくれたものだと思います。書き込みに参加されている皆様へ、深く感謝を申し上げます。また、いつも拙い長文で皆様の興をそいでしまい申し訳ありません。私にとっては素晴らしい体験となっておりますが、もう少しご迷惑を掛けずにできるよう力を付けて参ります。

今年は私にとって「初めてのこと」がたくさんありました。新しい事を体験すると、視野が広がります。少しは自分を拡大できたのかなと思える年となりました。と言っても、大したことではないのですが……


一つは、人生初の「就職」を勝ち取った事です。
病になり大学を中退してからアルバイトで繋いでいましたが、ようやくしっかり働けているのかなと思えるようになりました。いつも銀行口座を眺めては戦々恐々としているような状態は(少しは)無くなりました。

一つは、自分で生計を立てられるようになった事です。
就職につながりますけれど…… 学生時代の一人暮らしは親の援助もあり、寮というものに助けられておりました。今年の一月から、都内で一人暮らしをはじめて、病院等の諸問題もほぼ自分で行えるようになりました。我ながらこれまでが情けない状態だったなと思います。

一つは、合コンというものに初めて参加しました。
これまでそういった場にはとても苦手意識を持っていて、食わず嫌いのような状態でした。
私の状態を見かねた友人がセッティングして下さいましたので、折角ならばと気合を入れてきました。
結果には繋がっていませんが、飲みの場は楽しめたと思います。

一つは、「モノを書く」という機会を頂いた事です。
私の病に関することで、ひとつ小さな原稿を作ることとなりました。
とても幅の狭い分野でのもので、大それたものではありませんが、公に向けた文章を依頼されるというのは初めての事でかなり興奮しています。

一つは、地域のボランティアに参加したことです。
駅前の自転車整理のボランティアというとても小さく手軽なものですが、何度か参加しました。


これまではただ自分の事ばかりでしたので、2013年からはこの「拡大」を、周りの事、自分以外の人の事でもしていけるようにしたいと思います。「そのため」に自分の力をつけたりだとか、そういった考え方に切り替えていきます。

病気にしても仕事にしても、うまくいきましたが、そのほとんどは受身でした。
これからは自分から進みたいと思います。そうすると、これまでよりもキツイ「抵抗」が生まれてくるのだろうと思います。でも、もうすこし力を付けられさえすれば、それらの抵抗も全て価値に変えていけるのではないかと、なんだか不思議な自信が沸いてきています。
実は年々、病による感覚で、お腹の中が蝕まれるような感触が増加しています。たぶん、前の入院手術よりもツライ状況がやってくるかもしれません。それでも「俺は進んでいるんだ!」と思えるような、一年になっていけたらと密かに決意しております。

NO.162012-12-25 15:50:26 Tomoikukai 14
今年は、内にも外にも形骸化した儒教との戦いでもありました。

私は、30年程前に敦賀市の片田舎にある光照寺という小さなお寺を継ぎました。そこでは、一周忌とか三回忌の法事になると、親戚を読んで、お経を上げ、お話しが済むと、よく、会食の席が設けられます。そんな時、私は、新米の坊さんにもかかわらず、一番上座に誘導されます。私は始めは、固辞していたのですが、いつまでも抵抗すると埒が開かないので、気まずい思いで定位置に座らざるを得ませんでした。そして、それが何度も続くと、今度は、当然とはいわないまでも、なりゆきで、いつも上座に座るということにあまり抵抗を感じなくなりました。そして、先日、そこの施主が、上下をあまり気にしない人で、私が、中程の席にすわると、そのまま、宴席が始まりました。その時私の心の中は、少し「むっ」とした気分が持ち上がりました。今の日本には、儒教の教えによって常識化した上下関係があらゆる所で固定化されています。そして、少しでも、上と目される位置付けに快さを覚え、下に見られることに不快を感じてしまいます。法事の会食では、上座、下座で、料理には全く違いがないにも関わらずです。これは、昔は、坊さんと一般の人とでは、教養に大きな開きがあり、上座から、人生の問題に対して色々な教説がなされたことがあった為だろうと思います。しかし、私の見る所では、今や、一般の人と坊さんの教養の差は全く見られないと言ってもよく、時には逆転していることもあります。それにも関わらず、上座に座るということは、坊さん達は、形だけの敬意を示されているということです。これが、「本音」と「建前」の乖離現象とも呼べるものではないでしょうか。これが起こってしまうとお互いの会話は、全く上っ面の表面的なものだけになってしまいます。「おじょうず」と「賞賛」、いわゆる日本人が大切にする「和」は、今では、表面(オモテヅラ)だけ仲良くするということを意味しているようです。

昔は、建前は人間が歩む理想のあり方として、表明され、修行や勉学を通して自分自身を鍛え、本音で建前が実行できるように努力したということではないでしょうか。ところが、今では、勉学の目指すものは、学歴であり、資格・地位という、一度取ってしまえば、後はそれほど努力しないでも、上座に座り続けられるというシステムが出来上がってしまいました。そこに於ける「建前」とは、理想のあり方というよりは、むしろ、出来もしないきれいごととなって、演説や、挨拶の枕詞になってしまい、誰も本気になって取り組もうとしません。一方、「本音」の部分では、自分のポジションに従って、自分に与えられた仕事や命令を、マニュアル通りにこなすということをやり続けているように思います。そして、そこには本音で取り組まなければならない宗教や哲学の問題、つまり、人間の道を求めること、偏見との戦い、差別の解放への努力が、建前の中に逃避して、すっかり抜け落ちてしまっているのではないでしょうか。

たとえば、茂木さんの著書「生きて死ぬ私」の中での、お母さんとの確執は、正に、「本音」と「建前」の乖離現象なのではないかと思う訳です。つまり、茂木さんのお母さんは、儒教という「建前」の仏教を茂木さんに期待するし、茂木さんの方は、「本音」としての仏教に思い入れがある。だから、茂木さんは、お母さんの「建前」に妥協しつつも、「本音」では、母親の宗教観を受け入れることが出来ない。もしかしたら、機が熟せば、お母さんの宗教観を正したいと思っているかもしれない。ということなのかなと、
勝手に想像してしまいます。もし、茂木さん親子が、始めから、本音の所で親子関係が成り立っていれば、当然、口論や、誤解なども生まれるかもしれませんが、お互いの宗教観に良い意味で影響をし合えたのではないかと思えるのです。

生意気なことを書いてしまいましたが、私は、今の日本では、この「本音」と「建前」の乖離現象が、儒教の形骸化として、至る所で、人間関係を表面的なものにし、ある意味破壊さえしていると思っています。日本や韓国では、鬱病や自殺者が極端に多いという事実は、同じ、元儒教の国として、どちらもその形骸化、幽霊化に悩まされているのではないかと思います。

こんなことを書いたのは、茂木さんが、私当てのコメントに「Tomoikukaiさま」と「さま」をつけられたからです。わたしは、この「さま」を見て、非常に複雑な気持ちになりました。一つは、茂木さんに「さま」をつけてもらったという、金メダルでも戴いたような気持ち。そして、それに反して、茂木さんは、私の「等高目線」という発想を、本気では指示してくれていないんだという悔しい思いと、そして、一体、俺の「本音」はどっちの方にあるんだというなんやかんやで、投稿して自分の本当の気持ちを探ってみようと思ったのです。

そして、結論としては、私の中にも、多分、茂木さんの中にも「アブソーベントエイジ」に受けた、儒教の価値観がある程度体にしみ込んでしまっているだろうけど、何事にも、本気で取り組むことを考えれば、儒教的建前は、出来るだけ省いて、色んな人とコミュニケーションを成立させていくのがいいのではないかということなのです。

ということで、これからは、「Tomoikukaiさん」あるいは、「Tomoikukai」としてください。アメリカ人は、大抵の会合では、例え初対面でも紹介された後は、お互いに、ファーストネームで呼び合うそうで、是非日本にも取り入れたい慣行です。・・・ということで、sanaさん 「Tomoikukai」で OK!

NO.152012-12-24 15:59:56 masami 13
NO.12 sana805 さん

はじめまして。

ちょっと書き出しが、感情的になってしまったと反省してたところだったので、書き込んでくださって感謝しています。

スキー場も、変化してきてるのですね。
ベビーカーにも、電車のなかで本当にたくさん出会うようになりました。
わたしは子供が好きだから大歓迎なのですが、トラブルになりそうなときは、その場にいる人たちが状況に応じて、手を差し出せたり、声をかけられるようになるといいな、と思います。

最初に書いた思い出の中の男性の感覚も、その当時はさほど特別ではなかったのだと思います。
私自身、今当たり前に感じていることのなかには、後になって、偏った感覚だったと気づくこともあるかもしれないと、時折自分に問いかけてみたいと思います。

chigusaotsukiさん

驚かせてしまったかしら、とちょっと心配してました。
大丈夫そうでよかったです。

そして、出会いのきっかけを作ってくださった井之上達矢さん、ありがとうございました。

NO.142012-12-24 15:11:32 茂木健一郎 15
Tomoikukaiさま 橋下市長の言われるとおりですね。「東南アジアの国際会議なんかで、ボクが英語を使って、各国の要人と楽しく会話が出来ないのは、英語教育を変えようとしてこなかった自民党のせいである。」 教育改革は、まったなし。しかし、国の方針転換を待っていても仕方がないので、勝手にやることにしています。この樹下の微睡み私塾も、一つの試み。みんなで勝手にやればいいと思う。国も文科省も、関係ないよ。だって、遅いんだから。

NO.132012-12-24 13:49:04 Tomoikukai 24
今年は、通訳ガイドの試験と、英語のツイッターに明け暮れる中、七月からは、このメルマガに投稿をし始め、アメリカ大統領選挙と、日本の衆議院選挙に注目した一年でした(どっちも、期待通りの結果)。そして、特に、このメルマガは、茂木さんのツイッターなどに刺激されながら、今までに考え、暖めて来た、自分自身のアイデアを纏める絶好のツールとなってくれました。私が、ここで主張したかったことの一つが、英語教育をなんとかしたいということです。先の総選挙で、橋下大阪市長が、選挙演説の中で言われた中に、

「東南アジアの国際会議なんかで、ボクが英語を使って、各国の要人と楽しく会話が出来ないのは、英語教育を変えようとしてこなかった自民党のせいである。」

というのがありましたが、私も、話す英語を、全く無視して、偏差値頼りの英語教育しかしてこなかった文部省には、積年の恨みを抱いています。今、大阪を中心に英語教育が一変しようとしています。素直に考えれば、英語教育は、小さいときから、聞いたり話したりを中心に学んでいけば、後に、聞く、話す、読む、書くといった語学の四技能はバランスよく獲得することが出来る筈です。これを突き詰めていくと、バイリンガル教育ということになるのでしょうが、日本では、この分野は、個人的な試み以外には、ほとんど研究されていないようです(正に、受験勉強に役立つものしか、教育として重要視しない日本の学歴偏見文化)。私は、日本が国際化する為には、この分野にこそ集中的に研究や投資が行われるべきだと思っています。

私が、聞くことを中心に、英語の勉強を本格的に始めたのは、40才の頃ですから、62才になった今でも、英語のコミュニケーションレベルと言えば、ネイチヴの小学生程度です。私は、英検一級の二次試験の為にフィリピンの大学生達と会話の練習をする、レアジョブというレッスンを三ヶ月程受けました。そこで教えてもらった言葉が、「アブソーベントエイジ(0〜7、8才くらい)」です。フィリピンは、英語が公用語となっていて、バイリンガル教育は、中流以上の家庭では、常識だということです。それに、「アブソーベントエイジ」中の情操教育もよく研究されていて、一部の学校では、その成果を取り入れた学校運営がなされているということです。私の英語がなかなか上達しないのは、この「アブソーベントエイジ」に英語を習得できなかったからだという思いが、今でも、恨みと共に、日に日に強まっています。だから、2012年に到達した考えは、日本の国際化の為に「アブソーベントエイジ」の子供達に、バイリンガル教育と情操教育、それに、ICT の素養を身につける為の教育(友共育(ともいく)・synducation)を自分なりに確立して実践、普及していくというものです。

そこで、2013年から、具体的に何をやるかということですが、先ず、ラオスの糞掃衣をローブに仕立ててもらって、東南アジアの僧侶になりきり(日本語は聞き取ることは出来るけど話せないことにする)英語の絵本や紙芝居を「アブソーベントエイジ」の子供達に読聞かせるとともに、英語を使って遊ぶ(友共育(ともいく)・synducation)。それから、ネイチヴに頼んでお母さん方に日本語の紙芝居や絵本を英訳する方法をマスターしてもらい、その英語を子供達に読聞かせる練習をしてもらう。勿論私も教えてもらう(真友学・syntomology)。それから、二月に通訳ガイド試験が合格したら、スカイプでお客さんを得る方法を確立し、友達感覚で通訳ガイドをする。できれば、外国の人達と、日本の人たちや、子供達と英語を使って交流する試みを開発する。活動の場は、地元敦賀と京都を想定し、大阪まで足を伸ばすようになったら、是非、橋下市長と真友学(syntomology)について、熱く語り合いたい。その間、何度か東南アジアに行って、バイリンガル教育の実際を見て来たい。夢多き一年になりそうです。

それじゃあ、本来のお坊さんの方はどうするのかって? 朝、ちゃんとやりますよ。お経を上げて、歎異抄と四十八願でも特に、18願と22願を深めて、気功をやって、腕立て伏せ55回、腹筋(ボクシングジムで買ってきたやつ)100回で茂木さんに対抗(ストレッチは気功で代用)。ジョギングも今年からまた始めようかな???

あと、英語だけじゃなくて、新しい憲法を国民の手で作る方法や、民意をSNS で汲み取る方法なんかもそれこそ皆さんと共に考えていきたいし。がむしゃらに突っ走って、この延長線上で死ねれば本望です。

NO.122012-12-23 17:48:44 sana805 13
masami さん

はじめまして。
〉社会的弱者と言われるような人々が当たり前のように受け入れられる社会になってきていること。
〉高齢化は、社会がすべての人たちにとって、住みやすくなるように導いてくれているもの。

ほんとにそう思う。
バリアフリーでの観点としても思う。
実は今日、白馬八方で、スキーレジャー中なのですが、スキー場で肢体不自由な人が専門の道具をつかい、私たちと変わらずスキーを楽しむ姿があった。かつてより多く見受けられるようになった気がする。当たり前になると、なぜ以前、目を引く存在として見ていたのだろうかとふと思った。

ベビーカーにしても賛否あるようだけど、私は話題になったことありがたく思う。
議論になると関心と理解が増えるから。
子ども支援をしていた関係で、お母さんと多く話す機会が多くありました。
親は慣れない子育てと多情報の中で色々と不安を抱え、外に出て自分の子が泣くことですら人の迷惑になる、自分の育て方が悪いのかととプレッシャーを感じたりすることもあるという。
赤ちゃんは泣くのが当たり前なのにと思うと、その苦労が伝わってくることがありました。

バリアを作っているのは当人の問題だけではなくきっと周りの人の意識の要因も多いのではという気がした。

すみません。ふと書き込みしたくなり、失礼しました。

NO.112012-12-23 08:26:47 茂木健一郎 15
chigusaotsukiさん、まさに、ここは「出居合いの場」ですよね。

この樹下の微睡みを、出会いの場にしたいと思っています。2013年は、出会う年かな。

英語塾へのご質問も、引き続きお待ちしております!

NO.102012-12-22 14:35:52 chigusaotsuki 13
NO.8 masami さん

masami さんは、初対面のときから、非常に優しい、穏やかなオーラでしたが、その、オーラは、masami さんのお人柄、そのものでした。
お友だちになってくれて、ありがとうです。うれしいです。
早速、masami さんの書き込みに、感動してしまいました。
私たちを、出会わせてくれた、夜間飛行の、井之上達矢さん、茂木健一郎先生、
本当に、ありがとうございました。
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

NO.92012-12-22 09:47:04 茂木健一郎 15
masamiさん そのような時に、人の感性って出てしまうものなんですよね。昨日、Shellyと、収録のあとの打ち上げでスタッフとしゃぶしゃぶにいって、多様性の大切さ、他者への想像力のかけがえのなさを話していました。

塾生のみなさん、いつもメルマガを読んで下さってありがとうございます。号外で展開している「英語塾」ですが、今後も「Anne of Green Gables」の味わい深い英文、読んでいきます。また、今日配信の号外では、新しい試みをしています。お楽しみに!

英語というのは、広いひろい世界の一つの象徴、パスポートだと思います。個人的な言語政策こそが、2013年の鍵の一つ。この世界を、面白くしようではありませんか!

NO.82012-12-21 18:14:09 masami 19
最近よく思い出すのです。
約30年前、山手線に乗っていたら、多分50代くらいの女性がブルージーンズを履いて立っていました。その当時ジーンズは、まだ若者が着るもの、という感じでした。その女性の傍に乗ってきた、同じく50代くらいのカップル(多分夫婦)のうちの男性が、「年甲斐もない格好をして、みっともない。」と言いました。傍にいた私は、(多分20歳くらい)、怒りとも嫌悪感ともいえない気持ちを感じました。

この一年、よく山手線に乗りました。そして時々思います。もうあんな嫌なこと言う人がいなくなって、本当によかったな、と。いろんな格好してる人がいても、周りの人は、何にも言わない、気にしない。この間は、くるくるに丸まったながーい爪を鮮やかな黄緑に染めた男性がいました。そして、なんといっても、杖を突いて歩いてる人が本当に増えたな~、と思います。お年寄りだけじゃなく、若い人の中にも、中年の人の中にもいます。ベビーカーが話題になったけれど、エレベーターが完備されて、今まで躊躇していた人たちも、出かけやすくなった。物事には何でも負の面があるから、無関心ともいえるかもしれないけれど、どちらかというと、ちょっと緩やかな、(外国っぽい?)自由さがある雰囲気になってきたように思います。あとちょっと欲を言えば、ファニーフェースの人たちも、普通に出かけられるような雰囲気になるといいな、と思っています。

ということで、私にとって、2012年は、いろいろな人、特に、社会的弱者と言われるような人々が当たり前のように、受け入れられる社会になってきていることを実感した年になりました。自動車産業の高度な技術を生かした、高齢者向けの商品が企画されているニュースに接し、高齢化は、社会がすべての人たちにとって、住みやすくなるように導いてくれてもいるのだな、と思いました。

個人的には、chigusaotsukiさんとお会いして、お友達になれました。そして、chigusaotsukiさんを通して、新しいお友だちも増えました。それは、今まで体験したことのない、不思議な、嬉しい出来事でした。それから、思いがけない時に、茂木さんに『挑戦する脳』にサインしていただきました。
Chigusaotsukiさん、茂木さんありがとうございました。

2013年、今は想像できないような、思いがけない事や、思いがけない人に出会えることを楽しみにしています。

NO.72012-12-21 08:22:15 茂木健一郎 15
No. 6のchigusaotsukiさん、ありがとうございます!!!
アンのシリーズ、英語が外国語でないように感じる方が増えるように、がんばります。
今日発行の号外では、初めて、塾生の方の英語学習に関するご質問にお答えする予定です。

茂木健一郎

NO.62012-12-20 13:51:03 chigusaotsuki 18
2012年、私の三大ニュースは、

(1) 2012年3月30日
フランス フィギュアスケート世界選手権ペアで、高橋成美・マービン・トラン組が銅メダル 日本初。その時の演技は、こちらです。 http://youtu.be/61OOffoS0ZY

(2) 【 BoA - Stand By ( 옆사람 = よっ さらん ) 隣の人 】はじめて歌った、K-Pop の曲です。ちょっとだけ、録音して、ツイッター ( @chigusaotsuki )で、流してみました。よっ さらん は、難しかったです。

(3) トータルを、振り返ってみると、精神的に、ハングリーな、1年でした。新しいことに、たくさん、挑戦した1年でした。


2013年は?

私は、英語を、外国語とは、思いたくないようです。
私にとっては、英語は、感覚的で、日本語は、論理的で、
英語は、英語のままに、日本語は、日本語のままに、
こころが、生まれて、
その、生まれたこころにこそ、私のすべての注意は、惹かれているようで、
こころを、翻訳しようとは、思わないのが、今まででした。

そして、最近、英語で、算数を、はじめました。
それが、楽しくて、仕方ないのです。
茂木先生の、アンのシリーズも、楽しくて、仕方ありません。

そして、茂木先生の、アンのシリーズで、経験したことは、
2013年は、挑戦から、一歩、踏み出して、
感動の年に、したいということです。

いっぱい、いっぱい、感動したいですね。
ずーっと、感動していたいです。
そして、感動とともに、成長していけたら、いいなあと、思います。

NO.52012-12-20 11:06:24 sana805 14
Tomoikukaiさん 
昨日は 投稿に不慣れで、呼び捨てでのお返事すみません(汗)

茂木健一郎さん
コメントありがとうございます。すごく嬉しい言葉です。
一人ひとりから、、、、。そうかもしれません。
自分の中での焦る気持ちが自分の不安をさらに煽っているのかもしれません。
どんな状況になっても、地道にコツコツやるしかない。

関わった組織長はとても寛容でもあり、しかしながら立場に対しては厳しく向き合う方でした。
関わる人への愛なのだろうと、しみじみ感じます。

NPO活動中、かつての教員仲間から「独善を排して連携を深める」という言葉をいただきました。
覚えてませんがどこかの有名な方の言葉の引用だったと思います。
私は夢中になると周りが見えなくなり、ときに独善になる。 これは活動を通じて見えた私の課題として。

今年は活動に踏み入れた中で多くの意味ある出会いがありました。素敵な一年だったと思います。

不確定要素、想定外を楽しむ。アンのような諦めない強さを持ちたいです。

NO.42012-12-20 08:01:08 茂木健一郎 15
sana805さん、チャレンジの年でしたね。すばらしい。一人ひとりから、日本は変わっていくんじゃないかな。

NO.32012-12-19 14:56:00 sana805 10
Tomoikukai
コメントありがとうございます(*^^*)関心を寄せて頂き嬉しいです。
三重県津市です。。。今は残念ながら私は活動を休んでいるので、仲間が集計分析を頑張ってくれています。政権交代して、次世代育成支援行動計画が代わり、条例づくりができなくなったらと思うと不安になっています。

NO.22012-12-19 13:49:52 Tomoikukai 15
sanaさんスゴイ! 感激です! どこの市ですか?

NO.12012-12-19 13:29:29 sana805 30
初めての投稿、失礼します。
2012年は 今年は自分の改革の年でした。書いていて、なんだかどこかの政治の話みたいでお恥ずかしいものですが。

昨年の夏よりふとしたきっかけで、子ども支援に関わるNPO活動に誘われ、本年度はそれ一色でした。子どもの育ちに責任を持つということはどういうことか常に自分に問いかけながら手探りの日々でした。

活動を通じて自分の姿をまず知ることになりました。自分の弱さや甘えに気づきそれをさらけ出すことの辛さや痛さ、しかしながらその情けない自分を吐き出さないと前に進めなかったこと。人と一緒につくり合うなかでの自分の立ち回り、人への配慮、自分の傾向を気づくことができました。人と取り組み、ぶつかり、言い合って見えてきた姿。今まで本当に、自分のことを分かっていなかったと痛感する。

いろいろあったけど、人は人の中でしか磨かれない、という言葉が今は思い出されます。自分は組織に合わない人間と教員を辞め、震災後、人ひとりでできる支援は限られていると痛感する中で組織だからこそ継続できるその可能性に自分自身が惹かれ、改めて踏み入れた組織での活動。組織のメリットデメリットと個人のメリットデメリット、その中で関わる自分自身の立ち方。

夢中になりすぎて無理が祟り、NPO活動はつい最近お休みを頂くことになりましたが、仕事を辞めた時とはなにか違う。周りへの感謝心でしょうか。人との関わりの辛さもひっくるめての楽しさを頂いたのだろうと感じられます。お誘いいただいた組織長にも感謝しかない。

来年度を考えたとき、書き初めに何を書くだろうと想像しました。
浮かんだ言葉は「授と与」「循環」、、、。 こども支援者としての自分の成長という意味で。
うまく説明できませんが、、、。すみません直感です。そんな年になればいいなと思っています(汗)。。。

自分の今年の3大ニュース 
★私の住まう自治体で、子どもの権利条例づくり推進市民委員会という行政委託の市民活動の中で 今年1万人の子どもの声を集ようと、その動きを作る担当となり、結果3万人いる市の子どもの2万人の声が集まったこと。(設問もオリジナルで0から作り、全てこども自身が記述できる形)集計も業者に頼むことなく市民ボランティアと行政で行いやりきれたこと。子どもの権利条例づくりの根拠になれば良いなと願う思いです。
★自分がNPOで任された子ども支援事業の立て直しに対して、長からある一定の評価と感謝を頂いたこと
★仲間が主催している震災チャリティーで、現地の人に貢献に繋がる活動ができたこと。

です。欲張りなことたくさんさせて貰いました。